中学受験の塾をやめたい!と子どもが言った時親はどうすればいい?

塾を辞めたい!

 

子どもがそんなことを言い出した時親はどうすればいいのか?

 

二人三脚で走ってきたつもりなのに、いきなり子どもが戦意喪失で

「塾を辞める」と言い出すなんて。。。

 

成績がどんなに下がった時よりもこのセリフって、グサッときて言葉を失いますよね。

 

でも中学受験で子どもが塾を辞めたい!と言い出すことって、そんなに珍しいことではないのです。

親はとにかく慌てふためかないでください。

 

子どもに塾を辞めると言われた時、親はどう言えばいいのか?
ご参考になればと思います。

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中学受験の塾を辞めたい!

・中々成績があがらない。

・宿題に追われて疲れる。

・周りのできる子のペースに合わない。

・たまには友達と遊びたい。

・塾を辞めたら、中学受験しない友達のように毎日遊べるかもしれない!

 

だからとにかく塾を辞めたい!

 

中学受験の塾に通う子は、そばで見ている親ならよくご存じかと思いますが、小学生でよくやるな、と思いますよね。

 

学校から帰ってきてそのままパンかじって塾にむかって、帰ってくるのは夜の9時過ぎとか。

塾のない日は塾の宿題に追われ、週末は模試だのテストだのでお弁当持ちで1日中。

 

実際勉強してるんだかしてないんだかわからないけど、本当によくやるな、と。

 

親だって子どもの前では

「〇〇ちゃんは毎日塾から帰ってきたら、夜中の1時過ぎまで復習してるらしいわよ」なんて子どものお尻をたたきつつ、実際はママ友と

「自分たちが小学生だったころなんて、宿題10分やればいいほうだったわよね~」なんて話していますよね。(中受してない親は)

でも親もなんとか頑張ってほしくて、

 

一生懸命お弁当作って子どものスケジュール管理して、塾の保護者会だの学校説明会だので説明聞いて、時間があればママ友と情報交換。

塾代稼ぐためにパート始める人も出てくるものです。

 

ママだってこんなに頑張っているのに、まさかの塾辞める宣言。

 

塾を辞める=受験を辞める

 

ということですよね?

 

まだ低学年のうちならまた別の塾に行ってとか、少し休んでもまだ時間があるから、という気になるけど5年生をこえての退塾はかなり致命的ということもわかってる。

 

だって塾だって1日でも休んだら遅れを取り戻すのが大変なところに、1か月も2か月も休むことになったら、もう復活できなくなるということは、傍で見ている親が一番良く知っている。

そんなこと言われた日にゃあ、

 

「あり得ないっつーの!」

って感じですよね。

そしてなんか腹立たしい感じ。

 

なんのために今まで頑張ってきたのよー

なんのためにたくさんお金払ってきたのよー

なんのためにいままでたくさん悩んできたのよー

自分が努力しないで、そのまま戦わないで逃げるなんて情けない!

ととにかく段々腹立たしくなってきて、悲しくなってきますよね。

 

では、こういう時親はどうすればいいのか?

 

まずは聞くことです。

 

塾を辞めさせない説得をするためではなく、子どもの気持ちなどをまずはしっかりと聞いてあげてください。

この時は塾を休ませて、じっくりと聞いてあげてください。

男の子の場合はまだ自分の気持ちをうまく表現できないかもしれません。

女の子の場合は自分の都合よく話すかもしれません。

途中親として反論したくなるかもしれませんが、とにかくじっくりと聞く。

じっくりと聞いてあげると、子どもなりに抱えている問題が見えてくると思います。

 

・勉強についていけない

・一生懸命やっているつもりでもできない

・宿題ばかりでもうイヤ

・塾内でいじめがある

・遊びたい

・仲のいい子は遊んでるのに自分だけ受験するのはイヤ

・疲れた

 

などなど、「じゃあ努力しようよ」という言葉はグッと飲み込んで子どもの気持ちを汲み取ってみてください。

 

ちなみに長男の時にもやはりこの「塾辞めたい!」発言があった時、私は一番いけないことをしました。

子どもの意見は全く聞かないで、「いま頑張れば後が楽だから」とかなんとか言いくるめて行かせた気がします。

子どもの意見を聞く余裕が私になかったんですね。

というかこの戦いから逃げたいだけだろう、と思い込んでいたのでそんなんじゃダメ!と思っていたんでしょうね。

 

この時のことを中学2年生になった時に子どもから

「あの時本当に親がうざいと思った」と言われました。

今となって冷静に考えると確かにうざいよな、と。

 

そして子どもは親をうざいと思う気持ちを引きずったまま受験をして、結果は良かったのですが、中学生になった途端ものすごい反抗期を迎えることになります。

反抗期というか、いままで溜まっていたものが爆発したんでしょうね。

 

親に対する溜まった気持ちだと思います。

 

こういう感情って多分一生忘れないんだと思います。

気持ちの奥のタンスに紛れ込んで忘れていたとしても、何かの拍子にふっと思い出すものです。

 

自分自身にも親からの言葉とか態度とか親に余裕がない時に発せられたものって、何かの拍子にふっとわいてきたりしませんか?

アラフォーになった今でも小学生のころに言われた、母からの何気ない一言って時々フツフツとわきあがることがありますもの。

親にとっては悪気はなくても無意識でも、子どもにとってはグサッとくるものです。

そして一生覚えているものです。

 

特に中学受験の時の子どもにとっては人生で初めて経験する苦しみに直面して、塾を辞めたい!と親に言うのは本当に辛い時なんだと思います。

よくママ友とも話すのが、勉強しなくて

「塾なんて辞めちゃえ!」って怒鳴っても大抵の子どもは

「やだ!」っていうのが不思議よね、と。

 

子どもなりにここで「うん」と言ったら終わりだなと子ども心に感じているんですよね。

親からしてもここで「うん」って言われたらどうしようと言う気持ちもありますから、「ヤダ!」と言われてホッとしていたりするんです。

親が悲しむというのは子ども心にわかっているから、それだけは言えないと思っているんでようね、きっと。

 

でもまさかの子どもからの【辞めたい】発言。

だから相当な覚悟だということは理解して、流さないようにまずは聞いてあげてください。

 

しっかりと聞いてあげれば気持ちが落ち着いて、話し終わってから

「やっぱり塾は辞めない」というかもしれません。

↑次男の時は親として成長したのでそうでした。

 

子どもが大変だと言う気持ちを親が理解してあげることで、気持ちが軽くなることも多いです。

 

子どもが今どういう状況で塾を辞めたいと思っているのか?

その原因をしっかりと理解してあげてください。

 

例えば

・塾の進度が早すぎてわからない

 

というのが原因で子どもは悩んでいても、うまくそれを伝えることができないものです。

自分が悪いと思ってしまっているから。

だからもう塾を辞めたい!

 

それを戦意喪失と受け取ってもう受験辞めなさい!と辞めさせてしまってそのままになっていたら。。。

子どもは「自分はできない」という気持ちだけが残ることになります。

またそのまま進度の早い塾でやらせていても、全くわからない授業をただ聞きにいくだけの

無駄な時間と劣等感の積み重ねをしているだけになります。

 

話しを聞いて理解してあげれば、じゃあもっと少人数の塾に変えてみようか、などという提案もできますね。

 

子どもにもいろいろな理由があるんです。

 

塾を辞めたい!=勉強したくない!

と思い込まないで、原因を理解してじゃあどうすればいいのか?を一緒に考えるのがいいと思います。

 

そして子どもの意見を聞いて理解したら、親の気持ちも伝えることも大切です。

塾を辞めさせない説得ではなくです。

 

塾は辞めて欲しくない気持ちもわかりますが、この時は親も辞めても仕方ないと覚悟したうえで、

「どうしても辞めたいなら辞めてもいいと思う」という気持ちで話してくださいね。

 

思わず説得しそうになりますが、そこはぐっとこらえてください。

 

「どんだけお母さんが頑張ってきたと思ってるの!」

という言葉は言いたいけど言わないでくださいね^^

 

お互いにとても冷静になれて、次にする答えが見えてくると思います。

 

あとはっきり言って、中学受験をするかしないかなんて大したことないんです。

でものめり込んでいるときはこのことに気づかないんですよね。

わかります、わかります。

 

だって次から次へとやらなくちゃいけない事がやってくるから。

1日でも休んだらもう大変!の歯車に飲み込まれていると思います。

 

都心部の学校で中受は当然の世界にいると、そこの舞台から降りるなんて生きていけない!呪縛にかられているかと思います。

1999年に「音羽お受験殺人事件」がありましたね。

小学校お受験がさかんな文京区の幼稚園でのママ友どおしの事件です。

国立小学校に合格したママ友の下の子を我が子が落ちた嫉妬心から

殺してしまうと言う事件がありました。

 

ほら、小学校は当然のように公立小に行かせている家庭なら、

「えーーー、小学校なんて公立で十分なのに~」とか思いませんか?

中学だって公立に行くのがまだ全国的には当然なことなんですよ。

 

この事件はママ友との確執が絡んだ事件ですが、子どものお受験ってその世界にいると親を盲目にしてしまうところがあるかと思います。

 

お友達にも御三家に合格したけど、中学2年生で退学した子もいます。

逆に退学させられたような形になってしまった子もいますし、いじめで

登校拒否になって引きこもっている子もいます。

 

逆にことごとく落ちてしまって、親の納得できない学校に入学した子は

「その制服姿見たくない!」と言いはなたれ、その子は結局登校拒否になって

今は何故か海外に留学させらている、なんて話しも聞きました。

大きくなって家で暴れるようになりそうな気もしますが。。。

 

何が正解かはわかりません。

努力することが実を結ぶ経験はその後の子どもの人生に大きな糧となると思います。

でも中学校でいい学校に行くことが全てではないことは事実で、子どもの気持ちを置き去りにして

親のエゴで子どもを操ってしまうと、その後のツケのほうが怖いことも経験的にわかります。

 

子どもから「あの時本当に親が嫌いになった」とカミングアウトされる親はけっこういます。

カミングアウトされる方が全然よくて、ほとんどはそのまま心の奥にしまったままと言うケースではないでしょうか。

 

しかも親子関係に一筋でも影を落としてしまった場合、思春期の時に激しい反抗期で悩まされるケースが多いように思います。

中学受験なんて全国規模から見たら、6パーセントの子しか実際してないんですよ。

たまたま地域がそうだっただけでそれが全てのように感じてしまいますが、中受する子の方が珍しいんです。

 

親としてそういう機会を子どもに与えられる環境にいられた、という事実に感謝ですよね。

 

中学受験は誰のためにするのか?

今一度親として考えてみてください。

 

 

 

笑ってくれた!

 

子育てでただそれだけで最高の喜びだったこともありましたよね(´▽`*)

 

走り始めた中受のステージから降りることは辛いですが、そのステージは全てではないということです。

だから冷静でいてください。

そして冷静なうえで、塾を辞めたい!と言われた時に子どもの気持ちをしっかりと受け止めてあげることが、中学受験をすることの本当の意義なのではないかな、と今痛感しています。

 

 

「あんなにクヨクヨしなければよかった。一歩離れて笑い飛ばせば人生はより楽しくなったはず」

なんて言葉がありましたね。

 

中受をしていた頃を懐かしく思っている私が思うのが、この言葉だからです。

 

【1歩はなれて考える】

 

これがとても大切で必要なんだと思います。

 

合格は所詮目先のことです。

子どもとの付き合いは一生です。

 

つまらないことで影を落とすことがないよう、どのような言葉を親として伝えるか、

そこは塾にとりあえず行かせることなんかよりもずっとずっと大切なことなんですよ。

(ということに終わってしばらく経ってから気づいた)

 

親の真価を問われるところだと思います。

子どもと一緒に親も成長していきましょう。

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