中学は公立か私立はどっちがいいの?高い学費を払う価値や違いはある?

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中学って私立に通わせる価値ってあるの?

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子どもを私立の中学に行かせるか公立の中学に行かせるか?というのは悩ましいところだと思います。

中学受験が当たり前になっている地域もありますが、果たして年間100万ちかく支払って私立に通わせる価値ってあるのでしょうか?

実際に私立に通わせてみて違いなどから比較していきたいと思います。

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目次

中学は公立か私立はどっちがいいの?

まずは我が家の話しからします。

我が家は2人は中高一貫の都立校で一人は私立に通っています。

 

都立は公立でも地元の公立とは違うので、きちんとした比較ではありませんが私が感じた思うところをお話ししていきたいと思います。

 

私立か公立か?

 

この問いはよく聞かれます。個人的な意見としては3人ともそれぞれの学校に満足しております。

子どもも楽しく通っている様子です。

 

はじめに受験させようと思ったのは長男のいじめからでした。

それまでは中学受験をする子が8割程度いる小学校だったのですが、1年生の頃から躍起になっているお母さんがたを【よくやるなあ】程度にしかみていませんでした。

 

中学受験なんてまだしなくてもいいかな、とゆる~く考えてたんですね。

 

小学5年生の時に「我が子がいじめられている現場を目撃」してから、違う中学に進学という選択を考えるようになりました。

それからいろいろと私立の学校見学に行ったりして、学校を決めて行きました。

地元も公立に行くかもしれないと公立の学校見学にも行きました。

 

でも、違いは歴然!

 

もちろん地域によってもその学校によっても違いはあるので一概には言えませんが、

公立中学は秩序がない印象を受けました。

 

チャイムがなっても数人がまだ教室に入ってなくて、遅れてバタバタと入ってくるような感じでした。

授業中もなんとなくわさわさした感じで、私自身は公立の中学だったので自分が通っていた中学とさほど変わらないという印象です。

 

でも私立は秩序があるというか、きちんとしている印象を受けました。

校舎や教室がきれいなこともあるのでしょうけどなんとなくまとまっていて、生徒も見学の親に挨拶してきたりと、いい空気感が漂っている感じでした。

 

第一印象は【なんかいいな】と。(*’▽’)

 

私立は営業という面もあるのかもしれないですが、見学の親に対してもとても親切です。公立の先生はなんとなく忙しそうな印象でした。

 

もちろん私立によってもさまざまですが、基本的にとてもまとまっています。

それぞれカラーがあって、でもまとまっているという感じです。

 

では実際、中はどうなのでしょうか?

 

まとまっていると思います。見学で受けた印象と実際もさほど変わりはありません。

先生もしっかりとした先生が多いですし、通っている生徒も我が子と同じような中学生という感じです。

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印象としてはスーパーで売られている形の揃った野菜という感じです。

規格内というかみんな同じ制服を着て気崩したりする生徒もいなく、温室で大切に育てられてきたような子が多いですね。

 

公立は不揃いといった具合で規格外といった感じです。、凸凹、泥、いろいろあるけど、面白味はあるのかなと思います。

 

親が私立に行かせる一番の理由は【安心感】だと思います。

 

高校受験もないし、環境もいい。

 

周りにも悪い影響を与えてくるような子はいないし、何かあった時の先生の対応も早いです。

また親ありきなのか、連絡などもいちいち丁寧にしてくれます。

勉強面でも補習などしっかりとみてくれますね。

 

私立に行けば塾がいらないと言われますが、夏季講習などもしっかりと組んでみてくれるところが多いように感じます。

 

ただ!休みが多いです。

 

中間、期末と試験が終わったら【試験休み】といって1週間ほど休みがあります。

というかその他にもなんだかんだと休みがあります。

公立はそういったことがないですね。

 

私立中の場合、運動部とかに入ってなければ家にいることが多くてびっくりすると思いますよ。

私立中で帰宅部のお子さんのお母さんは、小学校低学年のころみたいに家にいる!ってブーブー話していました^^

 

中学は私立か公立かどっちがいいのか?ではなくて、どっちが我が子に合っているのか?

 

というところが大切だと思います。

私立に行っても途中で退学して公立中に通うという子もけっこういますよ。

私立の場合は【カラー】があるので、偏差値だけで決めてしまって我が子に合わないと言って、辞めてしまうのが一番最悪だと思います。

 

大きくわけると

男子は公立でもいい。女子は私立がいい。

男女差別ではなくて全体的にみて、男の子は公立でもまれてもいいのかなと思います。

 

でも女の子はどう育ってほしいというご家庭の方針があるかと思いますが、私立ならではの【茶道】や【華道】などの授業もあったり、テーブルマナーなど女の子だったら身に着けておいて欲しいという授業も組まれているのも特徴的です。

 

また性格的にはやはりおとなしい子は私立が合うと思います。

公立のほうがいじめがおこりやすいというのも否めないところで、おとなしい性格の子はあながちターゲットになりやすいものです。

 

クラスのリーダー的タイプの子っていますよね?

頭がよくてなにごとにも率先してクラスを引っ張ってくれるような優秀タイプの子。

そういう子は逆に公立でもいいのかなと思います。

というかそういう子はどこに行っても大丈夫なところがありますが、公立でいろいろなタイプの子と接することで学ぶことも多いのではと思います。

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中学の私立と公立の学費の違い

私立はやっぱりいいよね、という話しですが一番の弊害は

 

学費!ですね。

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平均の学費データーからですが、

1年間

公立  166、949円

私立  999、827円

となっており83万2878円の違いがでています。

 

私立によって金額は異なりますが、平均でおよそ100万と考えておけばいいと思います。

 

また実際に通ってみるとこれだけではないのが実情です。

 

一番大きいのは【交際費】です。

 

お友達にはびっくりするくらいのお金持ちとかいます。子どもですからそういう子と遊ぶとなると、同じように使うのでそれなりにお金が必要になることもあります。

 

テスト終了で試験休みのたびにディズニーランドとかは、私立ではよくあることです。

最初にみんなでディズニーランドに行くといって、みんなで持って行くおこづかいが2万と決まったと聞いた時はびっくりしました。

しかもチケット代は別で。

我が家はさずがに中1の遊ぶ金額ではない、と説得しましたけどね。

年パス持っている子も数人いましたよ。

 

また女子はなんだかんだとプレゼント交換をしたり、遠くの行楽地まで遊びに行ったりするので交通費もけっこうします。

先輩ママとかに聞くとそういうのは最初だけで、徐々に家庭事情もわかってきて派手な遊びの子とは段々付き合わなくあってくるよ、と言われましたが確かにそうなりました。

 

その他に、入る部活の運動着とか道具なども最初はいろいろとかかりますよ。

とにかく私立は何かとお金がかかります。

 

我が子の学校は靴下まで指定の靴下で、1足1000円ちかくします。

学費だけではなく、こういった細かいお金は細々とかかることを覚えておいてください。

中学の公立と私立のメリットデメリット

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私立中学に通うメリット

・中学校の授業のレベルが高く、先取りなので大学受験をする際に有利である。

・先生も保護者の目や校長などの目などがあるため、授業を工夫している先生が多い。

・高校受験がない

・受験戦争を経てきた友達なのでレベルが高い子が多く、お互いに切磋琢磨できる。

・いじめなどが少ない環境だから安心である

私立でも偏差値の高い学校でも【いじめ問題】は時々ニュースになっています。

あんな優秀な私立の学校でもいじめとかあるのね、と印象深いですがそういう有名な學校だからこそマスコミに取り上げられるのであって、公立の学校だったら日常茶飯事というかおかしくないので取り上げられない、というだけかと思われます。

大人の世界でもどこの世界でも【いじめ】というのは大なり小なりおきています。

学校の先生たちの間ですらいじめがあるという話しを、教師をしている友達から聞きましたよ。

 

公立よりは格段に少ないということです。



また特徴的だと思うのが、部活の試合の時。

公式試合などを観に行くと運動部なので顧問の先生の応援の声が各学校すごいのですが、何故か公立の先生の怒号は罵声であることが多いです。

 

あれはどうしてなんだろう?

 

「おまえなにやってんだよーー!」とか「ばっかじゃねーの、ちゃんといけよー」とか、聞くに堪えない罵声が。。。

相手の選手のことを指摘してきたり、イエローカードなんじゃないかと思うくらいの罵声を浴びせてくることもあります。

一方私立の先生の応援はおとなしいものが多いか、秩序を守って応援されています。

 

公立の先生が全てそうではないとは思いますが、全体的にそういう先生が多いのは事実です。

つまり学校全体の雰囲気もそういった感じなのかな、と想像してしまいます。

 

私立中学のデメリット

・学費や交際費など経済的負担が大きい

・学校が遠いことが多く、子どもの負担が大きい(定期代もばかにならない)

・お弁当

公立は給食ですが、私立の多くはお弁当です。

ただでさえ子どもが早く出ていくのに、お弁当を作らなくてはいけなく早起きの負担は半端ないです。

公立中学に通うメリット

・小学校からの友達と離れなくて済む

・学費などが安い

・通学時間など負担が少ない

・いろいろな生徒がいるのでたくさんの免疫がついて社会に出てからも役立ちそうである

デメリット

・高校受験をしなくてはいけないので、部活などに集中することができない

・授業がレベルの低い子に合わせるので、できる子にとっては退屈だ

・いじめ問題などいろいろとトラブルは多そうである

私立も公立もそれぞれメリット、デメリットがあって、なにがなんでも私立がいいと言うわけではないと思います。

いろいろな環境の子どもがいる公立中の良さも十分あると思います。

 

でも大切なのは【我が子に合うのか?】というところです。

 

いじめにあいやすいようなおとなしい子などは、ちょっと無理して私立に入れてあげたほうがいいのかなとは思います。

また自頭がいい活発な子は私立でまとまるよりも、公立でグングン伸びていけそうだなと感じます。

まとめ

我が家は私立中学に入れたことを良かったと思っています。

子どもも自分と同じような境遇の子ばかりだし、学力も同じくらいなので仲良くなりやすいようです。

よくいわれることは小学校の時は友達がいなかった子が、私立に入ってたくさんお友達ができたとかの話しをよく聞きます。

私立か公立か迷う前に、我が子に合う学校はどこだろう?という視点から見ていくと自ずと答えが見つかってくるのではないでしょうか。

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