東京で座禅を体験!安倍首相も通う全生庵で心も体もすっきりしてきた

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東京で座禅を体験できるところってある?

座禅をしてみたい!

というよりも政治家おたく?の私は安倍首相や石破氏らが座禅を組みに行くというお寺に行ってみたい!

というところからのミーハーな思考からのスタートでしたが、予想外に座禅体験が良かったのでレポートします。

座禅で気を付けることや持ち物など、場の雰囲気などをお伝えできたらと思います。

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目次

東京で座禅できる全生庵とは?

座禅して自分を見つめなおしたい!とか精神統一したい!とかではなく、

安倍首相が総理に就任する前に月1回は通っていた、という座禅をしてみたかっただけなんですけどね^^

密かに好きな石破さんも行ったことがあるとかで、1年くらい前に雑誌で読んだときに「行きたい!」と思って予約しようとしたら数か月先予約がいっぱいで。。。。

石破さんのにこやかに話していたと思ったら、急に真顔になるところがたまらない( *´艸`)

 

その後何度かアクセスしてみたけど全然だめで、先日ふと思いついてアクセスしたら翌週でも空いていたのでそれ!とばかりに予約しました。

 

全生庵とは谷中にあるお寺で山岡鉄舟が徳川幕末・明治維新の際、国事に殉じた人々の菩提を弔うために明治十六年に建立したそうです。

初代三遊亭圓朝のお墓もあります。

また圓朝がコレクションしていた幽霊画も有名で、夏に毎年公開されているようです。

 

全生庵までの行き方

台東区谷中5-4-7

JR、京成 日暮里駅から徒歩10分

千代田線 千駄木駅から徒歩5分

 

 

となっています。

 

行きは日暮里からタクシーで600円程度で行けました。

初めての方は少しわかりずらい場所かもしれませんが、

帰り歩いても10分程度でした。

 

 

座禅体験での持ち物は?

参加費以外は特にないです。

ちなみに初回は500円で次からは300円です。

 

ただ服装は足を組むので、ズボンなどのパンツ系で行ってください。

またジーパンなどの固い素材よりもゆったりとした素材のもののほうが、

足がしびれなくていいですよ。

 

また裸足で行うので女性の場合はストッキングなどだと脱ぐのが大変です。

靴下などすぐ脱げるのものがいいです。

 

お腹がすいてしまうとお腹のなる音が気になってしまうので、

座禅する前に少しお腹にいれておくといいですよ^^

食べ過ぎにも注意ですが。

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座禅体験をしてきた!

行かれる場所によって違うと思いますが、全生庵の場合です。

 

初心者の方は30分前に座禅の仕方などの説明が受けられるとかで5時30分までに行きました。

雨が降っていましたが、初心者の方は20人強いましたね。

男性が7女性が3程度の比率で、意外と20代~30代くらいの若い方の比率が高かったように思います。

高齢の方が多いのかとばっかり思っていました。

また個人できている方が多かったですね。

 

座禅の足の組み方や呼吸の仕方などを教えていただきました。

 

結跏趺坐(けっかふざ)

と呼ばれる両足を組んで両方の足を股の上にのせるものです。

これは初心者には難しく、半跏趺坐(はんかふざ)

と呼ばれる片足だけのせる座り方でもかまわないとのことでした。

 

呼吸は数息観といって【自分の行きを観る】ことで、1呼吸ずつ数えることを教えていただきました。

 

 

それほど難しいことはなく、一度説明を聞いたら大丈夫だと思います。

そして座禅をする意味などを説明してもらいました。

 

いろいろなお話しがありましたが、つまりは【心を整える】ということのようです。

 

体は汚れたらシャワーなどで洗い流せるけど、心は汚れたり疲れたりしても洗い流すことができない。

座禅はその心を一度白に戻すようなこと、というようなことを話されていました。

 

説明を聞いたら本堂に移動します。

あ~~、ここで安倍首相や石破さんらが座禅されていたのな~とミーハー心でした。

ちなみに中曽根元総理もこちらの常連(言葉あってるかな?)だったそうですよ。

 

本堂にはコア?な慣れた方たちが大勢いらっしゃいました。

ちなみに5時から本堂は開放しているらしく、5時から好きに座禅していていいようです。

好きに座禅って。。。

 

お経を朗読して、その後説法を30分程度聞きます。

 

説法は。。。

わかるようなわからないような。。。正直眠くなってきてしまいました(・.・;)

というか寝ている人もいましたけど。。

 

そしていよいよ座禅開始です!

人数が多かったので初心者は下に移動します。

移動などもとにかく静かです。

誰一人話したりせず、常に気持ちのいい緊張感の中にいる感じです。

 

座禅はあかりを落とし、薄暗い中で行います。

 

正直なところ、開始から10分くらいはなんでこんなところ来てしまったんだ!と苦痛でたまりませんでした。

 

というのも【無】になるとか言われても、煩悩の固まりの私にはまずは周りにいる人が気になって仕方ないし、なによりこのまま動かずにこの姿勢で20分以上いなくてはいけない、ということが

 

【退屈】じゃ~~~!と。

退屈しのぎにとりあえず何か考えることを一生懸命脳内でさぐって、終わったら何食べようかなとかそんなことを探していたのですが、

 

やっぱり退屈!しかも足が痛い!

 

さらに隣の人のお腹の音がすごくて笑いそうになる半面、自分もそろそろお腹がすく頃だからなったらどうしようだから食べ物のことは考えないようにしようとか、ぐるぐるぐる座禅しながら馬鹿なことばかり考えていました。

一人でぐるぐるぐるいろいろなことを考えていると、

 

「パーーン!」

という警策の音(あの木の棒)が鳴りひびいて、本当にびっくり!

いやいや、この音のすごいのなんのって。

 

しかも冬場は4回叩くようで、パンパンパンパン!と。

夏場は2回だそうです。理由は着ているものが冬場は厚くなるからと話していました。

 

背筋が凍りつく感じのすさまじい音で、かなり痛そう。。。。

初めのこの音で初心者は一動に固まった空気感を感じましたね。

 

 

小学生のころとか騒いでいたら先生が机を教科書でバシッとしたした時の、一瞬にして教室に緊張感が走るような感覚ね。

 

ミミズバレになるんじゃないのかって言うくらいの音がしますから。。。

ちなみにこれは動いたからやられるとかではなくて、こちらから志願してやってもらいます。

 

御坊さんがゆっくりと棒を持って前を歩くんですけど、自分の前に来たときに手を合わせればしていただけるのです。

しばらくこの音にビビッて誰も志願していませんですけどやっぱり一度はしてもらいたいと思うのか、何人もの方がパンパン!とやられていました。

 

ちなみに上の本堂の音も聞こえてくるのですが、本堂はコアメンバーが多いのかひっきりなしにパシパシ音が聞こえてきましたね。

「あーやられてるな~」と。

20分程度の座禅が2回あって、一度数分の休憩があります。

 

1回目にはやはり勇気がでなく、私は2回目の時にやっていただきました。

それなりに痛いけど、でも妙な気持ちよさがありました。
(別に私はそっちよりではないけど)

 

なんというかお坊さんに叩いていただいた、という感覚が残ってほんのりと温かい気持ちになってもう一度叩かれたい!(怪しい表現になってしまった)とか思いましたね。

 

隣のお腹グーグーな人は2回志願してましたね。(回数無制限みたい)

空腹な自分が許せなかったんでしょうか。

 

でも1回目の座禅はこの苦痛が永遠に続くような感じで辛かったんですが、2回目の座禅はやけに心地よかったです。

いろいろなことを考えることもなく畳のへりを見つめていたら、時間の流れをすごく感じました。

 

座禅によってものすごい気持ちのいい境地に入る方などもいるようですけど、私は【時間のありがたさ】を感じましたね。

 

日常を過ごしていると時間なんてあっという間ですけど【なにもしない】ことで時間と向き合えて、流れる時間というのはまさに平等だし、その時間を有意義に使うか使わないかは自分次第だな、とかそんなことを感じました。

 

1回目の座禅は時間のあまりにも遅い流れを恨みましたが、2回目の時は時間をありがたく感じている自分がいましたよ。

 

来てよかった、と思いました。

 

座禅が終わると本堂に行って、お茶とお菓子をいただきます。

てっきりお茶会?みたいな感じで体験者たちとちょっとした会話を楽しむのかと思っていたら、私語は厳禁でした。

 

しかもものすごい流れ作業でお茶が配られお菓子が配られるのですが、目の前に出されて皆さんに配り終えるまでいただいてはいけないのかと待っていたのですが、周りの何人かはだされたらむしゃむしゃといただいていて、なんかお行儀が悪いなあ~、と思っていたんです。

 

私の横数人は初心者だったので食べていいのかわからずそのまま待っていたら、いきなりお茶などを回収されはじめたので、慌てておまんじゅうを食べてのどにつまりそうになりました。

 

よく昔話でお寺のおしょうさんに隠れて坊主がまんじゅうを慌てて食べてむせる、なんてくだりがありましたけどそんな感じです。

 

お茶なしのまんじゅうって本当にのどにつまりますね。

 

お菓子の時は目の前にきたらすぐにいただかないと、あっという間に片づけてしまうので要注意です^^

でもこのお茶会って必要なんだろうか?と疑問は残りましたけどね。

 

最後に初心者の方へのお話しとして言われたのが、座禅体験された方の9割がたはきませんと話されていました。

残りの1割程度の方がリピーターとしてこられるようですね。

 

だから安倍首相が通うお寺として紹介された時は予約がいっぱいだったのに、こうして時が過ぎればひいていくのかしらね。

 

でも私は毎週はいらないけど、1シーズンに1回くらいはきてもいいかなと思いましたよ。

心を整えるまではいかないけど、忙しい日常生活の中でちょっとした空白を作ってあげるような感覚で座禅体験するのもいいことかもしれませんね。

 

座禅をされている有名人で

・スティーブジョブス

・イチロー

・フィルジャクソン

・稲盛和夫

 

などなど世界の偉人たちは禅に魅了されているようです。

スティーブジョブスのあの黒いタートルは作務衣からきているとか。

 

忙しい人こそ【無】を求めるのでしょうか?

 

最後に禅の言葉

 

日々是好日
(にちにちこれこうじつ)

 

どんな日でも毎日は新鮮で最高にいい日だという意味です。

今日はいい日、悪い日ととらわれずに毎日をありのままに生きることが素晴らしいということ。

いろいろなことにとらわれないで、目の前のことを精一杯に生きることができれば好日になるという教えです。

 

禅の言葉をいろいろ調べてみようかな、と思っていたら「喫茶去」と言う言葉が。

 

あー、だから最後にお茶をいただくのね、と納得しました^^

私も【喫茶去】のような境地になりたいものだわ~~。

お茶よりもお酒ならできるかも?

 

座禅体験など調べてみると意外と近くでやっていたりします。

日常生活に座禅をとり込むこむと、少し景色が変わってきますよ。

まずはお近くで試してみてはいかがですか?

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