ジャコウネコの糞コーヒーのコピルアクを飲んでみた!作り方や味は?

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ジャコウネコのウンチのコーヒーってどうよ?

バリ島のお土産でジャコウネコの糞のコーヒーをいただきました。

えーー!ウンチって。。。

とか思っていたら、なんでも世界一高いコーヒーとして有名なんだとか。

 

ホテルとかだと1杯5000円とかするコーヒーみたいですよ。

世界一高いコーヒーの味ってどんなものか?

ジャコウネコのウンチのコーヒーの「コピルアク」の味や淹れ方などをまとめてみました。

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目次

そもそもジャコウネコのウンチのコーヒーって?

ジャコウネコのコーヒーの正式名称は「コピ・ルアック」といいます。

 

「コピ」は【コーヒー】

「ルアック」は【ジャコウネコ】です。

 

とにかく高級なコーヒーの代名詞で、映画「カモメコーヒー」では美味しさの象徴として

「最高の人生の見つけ方」では大金持ちのエドワードのお気に入りのコーヒーとして金持ちの象徴として紹介されていますね。

 

でもさあ、そもそもなんでジャコウネコのウンチなんかコーヒーにするんだ?って話しですよね。

 

ただのインパクト狙いで観光土産狙ったんじゃないの?とかおもっていたら、歴史を紐とくと全然そうじゃなくて深くてびっくりしました。

 

ジャコウネコというのはインドネシアに生息する絶滅危惧種に指定されているネコ科の動物です。

といっても猫というよりはイタチみたいですね。

 

 

 

このジャコウネコというのがコーヒーの実で特に美味しい実だけを選んで食べて、独特の消化酵素を持ってるのでコーヒーの豆だけウンチとして排泄されるんだそうです。

つまりジャコウネコのウンチとなった豆は、ジャコウネコが選んだ選りすぐりのコーヒー豆というわけです。

 

でもこれだよ。。。(・o・)

 

 

さらにジャコウネコの消化酵素によって独特の香りがつくので、ジャコウネコのウンチコーヒーは希少価値もあって世界最高級のコーヒーとして珍重されているようです。

 

でもね

 

歴史を紐解くともっと深くて、200年前植民地だったインドネシアまで話しは飛びます。

 

植民地だったため収穫したコーヒー豆は市は異国のオランダに輸出しなくてはいけなく、コーヒーを飲むことが禁止されていたんですね。

そんな中なんとかしてコーヒーを飲みたいと思ったインドネシア人は、コーヒーの実を食べるジャコウネコのウンチにコーヒー豆がそのまま消化されずに残っていることを知って、
ウンチでもコーヒーを飲みたい!と焙煎して飲んでみたところなんともいえない芳醇な香りに魅了されたんだとか。

 

なんとかしてコーヒーを飲みたい!というインドネシアの人たちが見つけた産物というところですよね。

 

確かにそのような歴史がなければ、猫のウンチに混じっているコーヒー豆を飲もうなんて思わないですよね。

ジャコウネコのコーヒーにはそんなちょっぴりほろ苦い歴史も刻まれているわけです。

ジャコウネコのコーヒー「コピルアク」の作り方って?

では早速飲んでみましょう~

 

パッキングされたものは、う~~~んまさにウンチパックといった感じですね(-“-)

クサいのかな?と思ってみると特にウンチのような香りではなく、コーヒーの香りがします。

挽きたてのコーヒーの香りでもないですね。

ほんのりとしたコーヒーの香りと言った感じでしょうか。

 

コピルアクの代表的な淹れ方としては

① 150ccで10グラムを直接コーヒーカップに入れます。

② お湯をそのまま注ぎます

③ スプーンで混ぜて表面に浮いた粉が沈殿したら上澄みを飲む

 

ということです。

 

コーヒーがパウダー状なので上澄みといっても粉が口に入りそうだな、と紅茶を淹れるものでも作ってみました。

 

結果

 

直接コーヒー豆を入れて上澄みを飲んだほうが100倍美味しい!

 

同じ分量のコーヒーとお湯で作ったのに、何故か沈殿させたほうが断然美味しかった!

紅茶ポットの方はなんだか薄くて、コーヒー味のお茶を飲んでいるみたいでいまいちでした。

 

比べてみました。

左が濾したほうで、右が沈殿させたものです。

色も沈殿させたほうが真っ黒でした。

 

 

しかも沈殿させただけだから、口の中に粉が入ってくるのかなと思っていましたがそうでもなくしっかりと沈殿させれば最後まできれいに飲むことができますよ。

 

コピルアクの味ってどうよ?

 

うん、このコーヒーは。。。

 

美味しいですよ(*’▽’)

 

でも最高に美味しい!というわけでもないです。

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コーヒーにはそこそこうるさいほうなので、我が家では12万するデロンギのエスプレッソメーカーを使っていますが、スタバの豆で淹れた我が家のコーヒーのほうが美味しいなと言った感じです。

 

好みはあるかと思いますが、コピルアクは万人に好まれる味なような気がします。

とにかくマイルドで鼻からぬける香りは甘く、コーヒーの苦さや酸味などが際立っているわけでもないです。

コーヒー通が好むというよりは、コーヒーが苦手な人でも飲めるコーヒーな気がします。

 

正直なところとっても美味しいから高くてもまた頼みたい!という味ではないですね。

話しのネタに人生の中で一度は飲んでおきたいな、と言った感じでしょうか。

 

あとは友達が来たときに、この真っ黒なコーヒーを出して飲ませてから

 

「これ、実はうんこのコーヒーなんだよね」

というのはやってみたいですね。

 

友達がゲッと吐き出してからこのジャコウネコのコーヒーのうんちく(( *´艸`))を長々と話すっていうのもいいかもですね~。

 

でもね

 

いまインドネシアのお土産として売れているので、ジャコウネコを虐待してコピルアクを販売しているところも多いみたいで社会問題となっているみたいです。

檻の中に入れてコーヒーの実をたくさん食べさせて糞をさせているみたいですね。

フォアグラ状態ですね。

 

でもここでひとつ疑問が。。。

 

コピルアクが美味しい理由の一つに、ジャコウネコが厳選した豆だから美味しいといったところがあるのに無理やり食べさせていたら厳選されたわけではないですからね。

どうなんでしょうね。

現地でも本物のコピルアクが飲めるのはあまりないかもしれないですね。

植民地時代に隠れて飲んでいたインドネシアの人たちだけが知る、本当のおいしさなのかも。

コピルアクの偽物に注意!

また偽物も多く出回っているようです。

 

確かにコーヒー豆なんだからジャコウネコの糞だかわからないですよね。

また取り締まる規制みたいなものもないようですが、基本空港なので安く販売されているものはほぼ偽物だということです。

現地でも本物は100グラム35万ルピア(約2,800円)するみたいですからね。

 

1000円以下で買えるものは基本偽物だと思っていていいと思います。

 

現地に行かなくてもネットでも本物を買うことはできます。

まあこのくらいの値段しますよね~。

 

とりあえず1杯だけ飲んでみたいという方には1杯売りもありました。

 

 

でもね

 

ジャコウネコのウンチコーヒーが世界一かと思っていたら、なんと象のウンチのコーヒーのほうがもっと高いんだそうです。

というか、どうなんでしょうね。。。

 

ジャコウネコのウンチコーヒーには歴史がありましたが、象のウンチコーヒーってのっかってきた感が否めない。。。

ただのウンチなんじゃないのかと。

象も甚だ迷惑なんじゃないかと。

消化できないようなものをエサに混ぜてたべさせるんですからね。

 

でもいろいろ調べると、他にも

 

・タヌキのコーヒー

・猿のコーヒー

 

などもあるみたいです。

コーヒー豆って消化されないから、とりあえず食べさせて出てきたものをコーヒーとして販売しているってわけですよね。。。

正直、、、、汚いだけなんじゃないかと|д゚)

 

ちなみにパンダの糞を肥料に使ったお茶が世界一高価なお茶だそうで、50グラム29万円で発売されたみたいです。

 

うーん、珍話ですね。

 

ちなみに私の大好きな秋山シリーズのバリスタ編。

秋山演じるバリスタは自分で出した豆を焙煎している、と話していました(´▽`*)

 

ここにいましたね!人間使用のコーヒーが!

 

 

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