華道池坊生け方。本日のお稽古はお生花二種生け
本日のお稽古はお生花二種生けです。
お生花は苦手なんですが、
張り切ってまいります。
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目次
華道池坊の生け方 お生花二種生けとは?
生花は江戸時代に成立した様式で、1~3種類の花材を用い、草木が地に根を張り生きる姿を表現します。
立花が草木の調和に美を求めることに対し、生花は草木の命が現れる出生(しゅっしょう)の美に注目します。
この「出生」という言葉はよく使われます。
そのうちの今回は2種生けです。
華道池坊 お生花二種生けのポイント
オクロレウカ
トルコキキョウ
です。
オクロレウカをばらし、「真」「副」を決めます。真は78センチに切ります。
ポイント① オクロレウカの先っぽの「ツメ」の部分です。
ポイント② 葉の表と裏を見極める。
なかなかわかりづらいところですが、少しぷっくりしている方が裏で
平坦な方が表です。
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「真」と「真前」は正面から見て、「裏」がみえるように。
「真後ろ」からは「表」が見えるように合わせる。
「真」と「真後ろ」の間にお花があるイメージで、つまり真前と副が和合するかたちになります。
ポイント③ 真後ろと副あしらえはペアにはなっているけれどくっつけないで生けます。
ポイント④ ペアにするものは、前側が長い。
華道池坊の生け方 トルコキキョウ
「体真」「谷」「体先」の役割のトルコキキョウの生け方のポイントです。
ここは陰方と呼ばれるところで、中心より右よりに流れをつけます。
ポイント① 体真は「真」の3分の1強。
今回は2分の1くらいになっていますね。
ポイント② 谷は目を引くお花
ポイント③ 体先は体真の5ミリ短いくらいで、つぼみなどの小さいものがいいでしょう。
ポイント④ 体先はお花器のへい口から一握りのところから葉をつける。
感想
お生花は覚えることがはっきりしていて、時間が経つとすっかり忘れてしまってますね。
とにかく「出生」ということを念頭におき、
これからも取り組んでいかなくてはなりませんね。
本日のお稽古も楽しくできました。
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