頭皮が赤くフケが出るのは間違ったシャンプーが原因!皮膚科の薬は?
フケが大量に出るなと思っていたら、頭皮を見たら赤く湿疹ができている!
こうなると一度治ってもまた何度も繰り返してしまうものなんです。
シャンプーをいろいろ買ってみて、シャンプージプシーになっていませんか?
自分のフケの原因を知って、合うシャンプーを使うことが一番の近道です。
皮膚科に行ってみて薬はどういうものなのか、またフケが繰り返してしまう人には
あれを使うと改善するというお話しもしていきます。
スポンサーリンク
目次
頭皮が赤くフケが出る原因は?
いつの頃からか大量のフケに悩まされるようになりました。
【フケ】って不潔なイメージだったから、なんで毎日きちんと洗ってるのにフケが出るのか不思議でした。
でもこの念入りに洗う、というのも原因だったんですけどね。
病院に行ってステロイドなどを塗るとすぐ良くなって、しばらくするとまたフケなどが目立つようになる、の繰り返し。
そしてその間はいいと言われるシャンプーをいろいろ試しては捨て、まさにシャンプージプシーでしたね。
本当にいろいろ試しましたよ。
ドラッグストアに売られているよくテレビCMで見かけるようなものは、シャンプーした途端頭皮がかゆくなります。
あーー、これもダメか、と泣きたくなる。
だってフケがひどい時は外出ができないくらい、頭皮にフケがたまるのですから。
使ってすぐに頭皮が赤くなって痒くなるシャンプーと、暫くは大丈夫なシャンプーとにくっきり分かれましたね。
頭皮が赤くなる原因はいろいろあります。
赤くなる=炎症をおこしている
というわけですが、その原因としては
① 洗いすぎ
洗浄力の高いシャンプーを使うことで、頭皮の必要な皮脂まで洗い流してしまっている可能性があります。
またその時に頭皮にある常在菌という、頭皮のバランスを保るのに必要な菌までも洗い流してしまい、頭皮のバランスが崩れてしまうことによる炎症をおこしてしまいます。
② シャンプーアレルギー
いろいろなアレルギーがありますが、使っているシャンプーがもしかしたらご自身に合っていないのかもしれません。
シャンプーに含まれる成分に反応しての炎症ということも考えられます。
③ 生活習慣の乱れやストレスなど
ストレスや生活習慣が乱れて食事もバランスよく摂れていなかったりすると、免疫力が低下します。
免疫力の低下によって、頭皮のバランスが崩れるということもあります。
またスナック菓子やお菓子などの糖分の取りすぎでも炎症を起こすことがあります。
酒好きで辛いものが好きな私の場合、二日酔いくらいに飲んだ翌日とか激辛などの刺激物を何日も食べた後などは
頭皮が赤くなってフケが出やすくなりました。
長年付き合っていると、なんだかくるかな、というのが感覚的にわかるようになりましたね。
嗜好品などの見直しも大切です。
④ 脂漏性湿疹
これはマラセチアというカビの繁殖によって、炎症やフケを引き起こします。
何故カビが繁殖してしまうのかというと、洗わない日が続き頭皮に異常に皮脂が増えてしまい、それをエサとするマラセチア菌が大量に発生してしまって
おきます。
そのほかにも脂っこい食事の取りすぎや洗いすぎによってのおこります。
シャンプーリンスのすすぎ残り、などなどいろいろな条件でなることがあります。
このマラセチア菌は【カビ】の一種なので、菌に効くシャンプーを使用しなけれななりません。
私の場合、皮膚科で【脂漏性湿疹】といわれました。
処方としてはステロイド、保湿剤、でした。
そして炎症がおさまってきたら、カビに効く、水虫治療にも使われるという塗り薬をいただきました。
頭皮が赤くフケが出たときの薬は?
皮膚科に何か所も行きました。
だって薬で良くなってもしばらくするとまたなったりするのですから、この薬ではいけないんじゃないかとか思ってしまうわけです。
共通してもらうのは、デルモゾールというステロイドです。
炎症やかゆみを抑える薬となります。
ステロイドとしては5段階の3くらいの強さですね。
これをつければすぐ治ります。
炎症した赤いところも改善します。
でも根本的なことは改善していないんですよね。
【脂漏性湿疹】といってカビが原因の場合には、カビに効く薬を使わないとまたすぐにフケや痒みを伴い、そして赤く炎症します。
乾燥の場合はシャンプーを刺激の少ないものにする必要があります。
1件目の皮膚科ではステロイドしか出されなく、2件目の皮膚科でステロイドと真菌(カビ)に効く薬を処方されました。
まずはステロイドで炎症抑えて、落ち着いたらカビに効く薬を付けるよう言われました。
このカビに効く薬、実は水虫の薬と同じだとかで、水虫もカビですからね。
頭皮が水虫・・・と半ば複雑ですが、つけてかなり落ち着いてきました。
でも人間良くなると薬をつけるのを忘れてしまうのですよね。
しばらくして、お酒や激辛などが要因となってまたフケに悩むようになりました。
水虫って完治するのに何年もかかると言いますよね。それと同じで頭皮も完治するのにとても時間がかかるのだと思います。
症状が落ち着いた、と安心してもカビの根は根絶していないのでしょう。
スポンサーリンク
ふと何かのきっかけで炎症がおこるのでしょう。
そして3件目の病院に行きました。
そこの皮膚科はとても評判がよく、待ち時間が驚異の4時間ほど!
行ってみたいと思いつつも、さすがに4時間待って診察で30分とかなると1日ががりですからね。
はい、行きましたよ。待ちましたよ。
薬は正直同じでした。ステロイドと真菌用の薬。
ひとつ違ったのは【保湿剤】でした。
ステロイドなどではなく、保湿剤のスプレーです。
スプレータイプだと頭皮につけやすくていいですね。
乾燥も原因となっているから、保湿も必要とのことでした。
私の場合脂漏性湿疹でもあり、シャンプーのし過ぎで乾燥もしているそうです。
保湿もきちんとすることが必要とのことでした。
これは盲点でした。そしてこれが私には大正解でした。
薬でよくなってからも保湿をかかさないようにすることで、炎症がおこることがすっかりなくなったのです。
もちろんお酒や激辛などを飲んだりしても平気になりましたよ。
皮膚科に行かなくても、保湿をメインにした頭皮の美容液というものを見つけてその後はこちらを使うようにしています。
これです👇
ステロイドを使わずに、これだけで症状はおさまっています。
頭皮が赤くフケが出たときのおすすめシャンプーは?
さてさて、シャンプーです。
本当にさまざまなシャンプーを試してきました。
ドラッグストアで購入できるものとしては、【オクト】【フケミン】【メリット】、あとは皮膚に優しいとか言われるものは
ほぼ試してきました。
【オクト】は洗浄力がとても強い成分が入っています。
【ラウレス硫酸】です。この成分が入っているシャンプーは敏感肌の方は使わないほうがいいでしょう。
洗浄力の強い成分(敏感肌の方はなるべく使わない方がいい成分)
・ラウレス硫酸
・パレス硫酸
・オレフィン
・スルホン酸
・カリ石鹸素地
【フケミン】も昔からあるフケに効きそうなシャンプーですよね。
でもこちらは【ジンクピリチオン】と【硫黄】が入っているのが特徴ですが、どちらも殺菌を目的とする成分ですがこちらも強い成分なので
敏感な方や乾燥肌の方が使うと、症状が悪化する可能性があります。
私もこちらの1回の使用で終わりました。
【メリット】は1件目の病院ですすめられたものです。
でもこちらも1日で終わりです。というか、メリットは一般的なシャンプーですが私には一番合わなかったですね。
皮膚科ですすめられるのは、コラージュフルフルです。
コラージュフルフルには有効成分のミコナゾール硝酸塩が使われているのがポイントです。
これはカビ菌のマラセチア菌に効果的な成分です。
コラージュフルフルには2種類あって、【すっきりさらさら】タイプと【うるおいなめらか】タイプとにわかれています。
このタイプはそれほど細かく説明されていなかったので、乾燥だと思い込んでいた私は【うるおいなめらか】タイプを迷わず購入しました。
そしたらものすごい痒みとフケが出てしまったんです。
合わないんだな、と思ってシャンプージプシーを続けていました。
でもある日やっぱりコラージュフルフルは評判いいなと思って、【すっきりサラサラ】タイプを購入したんです。そうしたらこれがとても良くて
ようやく出逢えた!という感じですね。
私の頭皮は脂っぽいからなのか、と納得です。
もし脂漏性湿疹なのに合わない方がいましたら、タイプを別のものに変えてみると効果的かもしれませんね。
乾燥でフケが出ると言う方には、こちらがおすすめです。
肌と同じ成分のアミノ酸で作られたシャンプーが、頭皮に優しく髪にもいいようです。
アミノ酸シャンプーもたくさんありますが、気を付けなくてはいけないのが少しの成分を入れただけで
アミノ酸シャンプーとうたっているものもあります。
シャンプーの見極めは大切ですよ。
ちなみにタイプは、乾燥フケタイプの方はフケが細かくパラパラと肩におちるような感じのフケのの方です。
一方脂漏性の方は、フケが大きく肩に落ちると言うよりもべたっとして髪などについているフケの方のことです。
アミノ酸シャンプーは結局どちらの方にも大丈夫です。
脂漏性の方でコラージュフルフルで症状が良くなって来たら、アミノ酸などの優しいものに変えてあげるといいでしょう。
そうするとぶり返すことが少なくて済むと思いますよ。
まとめ
私も長くフケなど頭皮の炎症には悩まされてきました。
皮膚科もいろいろ回ったり、シャンプーなんてどれだけ投資してきたかわかりません。
私にとっては薬とシャンプーと保湿で症状はとんとでなくなりましたが、人それぞれですので
早くご自身に合う対処法をいろいろ試して、見つけてくださいね。
早く良くなりますように。
スポンサーリンク