中学受験の塾選びのポイント!大手塾か家庭教師か個人塾か?

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68fafbefaa0099d69e97f81bef44c670_m子どもが難関校に通っているとまず聞かれることは、【塾はどこに行ってたの?】という質問です。
すでに通っている人も通ってない人でも必ず聞いてきます。
四谷大塚、早稲アカ、栄光、日能研、サピックスなどの大手塾から個人塾や家庭教師など、いろいろ通った経験も含めてお話ししていきたいと思います。

また通信授業ってどうなの?四谷の通信も契約していたことがありますので、そのあたりのお話しもしていきますね。

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目次

中学受験の塾選びのポイントは?

「○○ちゃんは△塾通ってるよね~」
「○○くんは□学院だって~」
なんて会話は小学生の親同士の会話ネタでは一番ではないでしょうか。
我が子が通っていた小学校は公立でしたが中学受験をする率の高い学校だったので、1年生くらいからもうすでにそんな会話が始まっていました。

私は3人子どもがおり、3人とも受験しました。

うえ二人は中高一貫の難関都立中学に合格し、一番下は私立中に通っています。

終わってみて思うのは、【塾選びが親ができる最大の合格への道】だなと思います。
何故かというと【いい塾】を探すということは、いい先生がいるところとか、面倒見がいいとか、合格率が高い、とかそんなことではなくて、いかに

 

【我が子に合った塾を選ぶ】ということだと思うのです。

 

子どもに合っていないというのは、性格的に合っていないということです。

競争心も少なく、おとなしい子が早稲アカのようなハチマキしめて【絶対合格~~~~!】なんてやる塾に入ったり、逆に競争心があるのに小さい個人塾に入って
競争する相手がいなかったら?

はじめのパターンの子は塾嫌いになって通わなくだろうし、次のパターンの子は競争する相手がいないまま井の中の蛙状態で、実力発揮できずに適当な學校に入学することになる。

 

また一番良くないのは、6年生くらいになって成績が思わしくないと焦って個人指導つけたり、がんじがらめにしてしまうことです。

はい、私もそんな時期もあったのでよくわかります(ーー;)

 

でもむしろ焦らない親っているんでしょうか?

 

毎月のテストで一喜一憂して、全落ちしてしまうんじゃないか、憧れのA中学にはもう行けないんじゃないか、と。
今しかないから、お金なんかいくら使ってもいいからとまさに湯水のようにオプション組んでしまったり、とかよく聞きます。
そうなってしまうと親子ともどんどんしんどくなってしまいますが、見えなくなっていくのも特徴です。

 

子どもって一旦受験の世界に入ってしまうと、しんどくて勉強しなくても【受験やめちゃえ!】と親が爆発したとしても【辞めないっ】って言うんですよね。
子どもの世界でも受験する友達と認知されているし、親の期待だって十分わかっているんです。
だからこのステージを降りることだけはできない、と感じているんでしょうね。

 

そんな子供に親は不思議がります。
勉強しないくせに受験は辞めないってどういうこと?
なんていいつつ、そのくせほっとはしているんですけどね( *´艸`)

 

塾選びのポイントは我が子に合った塾を選ぶこと、です。

といってもそれがわからないですよね。では見極めるポイントをお話しします。

 

塾はおおよそ3つに分けられると思います。

① 大手塾
日能研とかサピックスなど
② 個人塾(地元の小さい塾)
③ 個人指導塾や家庭教師
マンツーマンで教えてくれるところ

大手塾に合う子は、競争心が強くタフな子が合っています。
大手塾はカリキュラムがしっかり組まれていて、その通りに進んでいきます。できない子がいてもおかまいなしです。
授業後にわからないところは質問してください、と大抵の塾は言いますが、果たしてわからないことを我が子が先生に聞きに行けると思いますか?

 

聞きに行きそうな子なら合っています。

タフだというところもポイントです。大手塾の6年生のカリキュラムは本当に凄いと思います。
夏休みはお弁当2つ持って、朝から夜まで勉強。休みの日は模試。それに志望校別授業などが入ったりして、塾から帰宅しても宿題をこなすのに夜の1時2時までなんて子もいます。
まずはこれをこなす体力も必要だということです。

競争心が強くタフでモチベーションも高くガツガツ前に進んでいく、なんて子は大手塾に合っていますし、どんどん開花させていくお子さんですが実際、そんな子は一握りです。

 

ほとんどがわからないまま帰宅。
たくさんの宿題もやっているのかやっていないのかな状態で、親に怒られるからとりあえず行く、みたいな感じではないでしょうか。
こういう子は塾にとってはお客さん状態です。
大半がそういう子で塾の経営を賄ってくれているのではないでしょうか。

親も疑問に思いつつも、子どもも塾内で友達ができたりしてコミュニティがあるので、辞めたいとは言わないのでそのままきている、というケースも多いようです。

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② 個人塾に合う子
地元にあったりする個人経営でやられている塾です。

正直、そこの先生とお子さんが合えば、これほどラッキーなことはないでしょう。
我が子のように生徒を見てくれる先生が多く、自分の時間が空いていればいつでも見る、という感じのところも多いです。

ただしデメリットもあって、カリキュラムなどがしっかりしていないところも多いので、そうなると上位校まで狙えないというところも多いです。

というのも量が莫大なため、それをこなすカリキュラムをたてるということが難しいところが多いと思います。
そして大手のように授業時間はとれないのに、しっかりカリキュラムをたてていないので、後半になってどんどんやるところが
省かれたりしてしまったりして、【習っていない】状態があったりすることもあります。

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中学受験専門にやっている個人塾ならいいのですが、大抵は高校受験をメインにやられているところが多いのではないでしょうか。
そうなると正直、中学受験の教え方をわかっている先生というのも少ないものです。
中学受験の問題はかなり特殊なので、我が子も個人塾と大手塾を併用していた時に、大手の問題がわからなく個人塾の先生に聞いたら、中受では教えてはいけない解き方で教えられた、なんてことがありました。
ただ解ければいいわけではないというのも特徴なので、難関校などは厳しいところも多いと思います。

ただし中堅以下の学校なら個人塾のほうがいいのでは、と思うことも多いです。

というのも子どものテキストを見ればわかりますが、4科目でそれぞれがぶあつくものすごい量です。
小学生の子供があれをこなしていくと思うと、大変だなと思います。
でも実際は中堅程度ならあの量の半分程度でいいのです。
全てマスターするのは、トップの難関校だけです。

大手は一人一人のレベルを見て、というよりもなるべく多くこなさせて合格率をあげたいと思いが強いようです。

だから分厚いテキスト、多くのプリントなどなど、

受験が終わる時にはいままでやったプリントやテストなどを積むと子供の身長ほどになるといいます。
(実際はもっとあるようにも思いますが)

でもそれだけこなせる子は少ないです。だからタフな子があっています。

 

タフでない子は息切れしてしまいます。
息切れした子は勉強自体が嫌いになって、学校の簡単な勉強さえもできなくなる、なんていう子もいました。

まあそれは極端な例ですが、タフでない子は大手に行っても無理か?と問われるとそうでもないです。

 

というのは、大手塾ははずれがないからです。

近くにいいと思う個人塾がなければ、とりあえず大手に行くことは間違いではありません。

大手塾の中でもまたいろいろレベルがあると思いますので、その中で選べばいいのです。

 

例えばサピックスは難関狙いですが、栄光だと中堅校向けですよね。

時どきいる失敗例としては、先ほど大手塾に合うようなタフな子が個人塾に入った場合は確実に失敗だと思います。

競争好きな子なのに競争相手がいない中では、その子の力量は発揮できません。
井の中の蛙状態で本人もまだ子どもなのでよくわからないまま、本当はもっと上位校に行けたのに適当な學校に入学してしまう、
という勿体ないケースもあります。

 

③ 個別指導塾や家庭教師

個別指導を売りにしている塾はいま多いですね。
確かに生徒に合わせた指導というのは、合理的でとても理にかなっていると思います。

 

でも個別指導や家庭教師の場合、どうしても弊害となるのが先生の質です。

 

大抵が学生のアルバイトとか、クラス授業を持てないレベルの先生ではないでしょうか。

それは個別の場合生徒が払う金額が、そのまま先生のお給料になるわけはないので、
そうするとクラス授業をもつよりもずっと先生の時給は少なくなります。

 

つまりベテランの先生が個別指導は条件的にできないわけです。

また個別ともなると大手塾のように時間はとることは難しいです。
同じように時間をとれば、莫大な金額になってしまいますからね。

 

つまり大手塾と同じような金額を支払っても、半分以下程度の時間しか授業を受けることが
できないというわけです。

この拘束される時間というのも重要で、小学生の場合たとえきちんと聞いてなくても

席について勉強をしている姿勢というのはとても大切です。

 

まだ中々自習をきちんとできる年齢ではないですから。

 

私も学生の頃に家庭教師のバイトをしていましたが、今思うと本当に申し訳なく思います。

 

指導方法とかきちんと教えてもらっていなく、ただ言われた場所に行って教えるだけでした。

 

高校を卒業したばかりの学生が、生徒がわからないというところを教えることはできても、
合格するまでにはこれとこれをいつまでにマスターしなければならない、なんて考えていません。

正直いきあたりばったりでしたね。

 

家庭教師を頼むのであれば母体のしっかりしているところがいいですよ。

学研がやっている家庭教師は評判がいいですね。

学研家庭教師

 

何かあった時なども言いやすいですし、カリキュラムなどもしっかりしています。

 

小さいところの家庭教師センターは本当にずさんなところが多いです。

 

また家庭教師のいいところは、通塾時間がないというところです。

 

この通塾時間というのは本当にネックでして、塾選びでもいいところを探すあまり1時間以上もかかるところを選んでしまうと
大変になります。

 

片道40分くらいが限度かなと思います。

 

また6年生の後半に志望校対策などが始まって、我が家も片道1時間以上のところに通うことになったことがありましたが
それだけで子どもの疲れは半端なかったです。

 

中学受験で通信授業は?

四谷大塚の通信授業をとったことがあります。
家で四谷大塚の先生の授業を受けられるのであれば、通塾時間の節約にもなりますし合理的だなと感じたからです。

結局はやりません。

こちらも理に適っていますが、とにかくやりません。

家という癒し空間にいる中で、いくら時間などを決めても子どものテンションが下がっているので、パソコンはついてても
頭に入っている様子はありません。

つけながら寝ていることも何度も・・・

パソコンの向こう側の先生はこちら側で寝ようが、お菓子食べようが、お絵かきしようが怒られないので、
緊張感がなくなるのです。

はっきり言って、これは相当モチベーションの高い子どもでないと無理だと思います。

これは私もそうだったので、理解はできます(-“-)

通信でペン習字講座買いましたが、結局やらなかったです。。。
(子どもには内緒ですが)

家という空間の中では通信でしっかり勉強しよう、なんて無理だと思います。

使うとしたら四谷大塚に通いつつ、復習や予習のつもりで契約する形が一番いいのかなと思いました。

まとめ

やる気のある子や競争心の強い子などは大手塾がおすすめです。

個人塾でも子どもに合ったいい先生がいる塾なら、ラッキーでしょう。

いい個人塾が見つからなければ、とりあえずの大手塾が安心です。

大手塾の中でのレベルの見極めは大切ですが。

大手塾にも合わなく個人塾もいいところがない場合は、プロの家庭教師などで相談してみるといいでしょう。

とにかくお友達が行っているから、という安易な気持ちで入れてしまうと後々後悔することになるので、

親がいろいろ見たり話を聞いたりして、お子さんに合う塾を探すことがとても大切だと思います。

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