【お稽古でのマナー】手土産、お月謝の渡し方は?辞める時は?
【お稽古のマナー】を知っていますか?
お中元、お歳暮などをお渡しする時のマナーがあるんです。
華道の先生に、お中元を渡した時に、
「これは違うわよ」
と言われました。
渡し方があるんだ!と気がついた私。
じゃあ、お月謝は?欠席連絡などは?
そのあたりを調べてみると、覚えておかなくてはいけない
ことだと実感!
知っておいて損はないですよ。
お稽古でのさまざまなシーンでのマナーのお話しをしたいと思います。
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目次
【お稽古のマナー】手土産(お中元お歳暮)の渡し方は?
お中元、お歳暮、手土産などをお渡しする際のマナーです。
私が華道の先生に紙袋のまま、「お中元です」とお渡しした時のことです。
「これではだめよ」
「紙袋から出して渡すものよ」と。
調べてみると、なんて恥ずかしいことをしてきたのか!と思いました。
★ 紙袋は風呂敷包みの代用品であるということ。
この観点を忘れないようにしましょう。
① 紙袋から商品を取り出し、いったん正面を自分にむけ粗相がないか確認
② 時計回りに180度回して、相手側に正面を向けて両手で差し出します。
③ 紙袋はたたんで持ち帰りましょう。
お渡しする際には、日ごろの感謝の気持ちを込めましょう。
「いつもお世話になっております、ほんのお気持ちですがお納め下さい」
「いつもお世話になっております、形ばかりの品ですけれどお納め下さい」
「いつもお世話になっております、お気に召していただけたら嬉しいです」
などの言葉を添えられるといいでしょう。
「お中元です」という言葉は使わないようにしましょう。
【お稽古のマナー】お月謝の渡し方のマナーを知る
基本は、お世話になっている目上の人にお渡しする際は、
「新札」でお渡しするのが礼儀だということ。
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確かにいただく側からしたら、「新札」だと嬉しいものですよね。
でもこれもスイミングや塾などだとそこまでしなくてもいいのかな、とも思います。
華道、茶道、書道などの伝統的なお稽古の場合だけでもいいようです。
ただし、先生に手渡しでお月謝をお渡しする場合は、「新札」だと受け取る側も悪い気はしないですよね。
要は気持ちの問題で、礼儀を尽くす、という観点からひと手間加えるということを日頃から心掛けていれば、人は感じるものだと思います。
これから私も月末には銀行に行っているので、その時に子どもの習い事などのお金も新札にして用意しておこうと思いました。
【お稽古のマナー】辞める時はどうする?
お稽古や習い事など続けていくのが困難な時がくると、困るのがどうやって辞めることを切り出すのか?ということです。
お世話になった先生などだと、余計言い出しにくいですよね。
でも、ここは最後にきちんと礼儀をつくしましょう。
立つ鳥跡を濁さず、といいます。
では、辞める時のマナーをお話しします。
★ 1か月前にはお話ししましょう。
★ 最後のお稽古の時に、菓子折りなどで挨拶しましょう。
子どものお稽古ごとの場合は?
子どもの場合も、同じ流れになりますが、
親子で挨拶をするのが礼儀です。
最後のお稽古の時に親が待っていて、菓子折りと共にご挨拶をするのが
一番いいかと思われます。
もし、先生に不満があって辞める場合もあるかと思いますが、
子どもの教育上、それでもきちんと親子でお礼でもって挨拶すべきだと思います。
先生で目上の人に対する敬意をはらうという態度は教育の上で大切なことだと思いますし、
「辞める」という節目をつけるという意味もあります。
まとめ
華道の先生にいままでは宅急便で送っていたため、渡し方のマナーのことを指摘されることはありませんでした。
今回指摘されて、いろいろ調べてみて顔から火が出る思いです。
正直、お月謝も用意するのを忘れて先生におつりを要求したこともありました。
知らないということは、恥ずかしいことですね。
でも、いろいろなマナーは、堅苦しいものではなく理屈がわかれば、
「礼儀」という点でとても大切なことだと思います。
なんだか気持ちのいいものだな、という思いがします。
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