住宅地にいる蜂の種類は?それぞれの症状と対処法は?蜂が刺す理由とは
「ぶんぶんぶーん、蜂がとぶー」 なんて小さいころ楽しく歌っていましたが、蜂って怖くないですか? 一度刺されたことがある人は、あの痛みが忘れられないし、経験がなくても刺されたら 痛い、というようなことは園児でもわかっていますよね。 そんな蜂ですが、自然のたくさんある、お花畑のようなところにいるような感覚ではないでしょうか? それが最近都心の住宅地によく「ぶんぶん」と飛んでいるのを見かけます。 「きゃーー」と逃げるよりもほんの少し蜂たちのことを知ってあげて、理解できれば 逃げなくても共存できる昆虫なのです。 読み終わるころには、蜂のことを「ハッチ」とか愛称で呼んでいるかもしれませんよ(^_-)
スポンサーリンク
目次
住宅地にいる蜂って、どんな種類が多い?
蜂といっても世界には、なんと10万種以上がありますが、日本の住宅地でよくみかけるのはどの種類なのでしょうか?
① スズメバチ
言わずとしれたスズメバチですが、毒性はもっとも高く、攻撃性もあります。
② アシナガバチ
細身のすらりとした、都市部でよくみかる蜂です。攻撃性は高くなく、近づかないかぎり刺してきたりはしません。
③ ミツバチ
蜂は刺すと死んでしまう、ということという考えの方が多いですが、実はそれはこの「ミツバチ」だけなんですね。 ミツバチの針だけ、ぎざぎざの「かえし」がついてます。 ミツバチの針は刺さると抜けなくなり、刺した相手の体内に残されます。 つまりミツバチも命がけで「刺す」わけです。
それぞれの蜂の刺された時の症状と対処法は?
① スズメバチ
激痛が走ります。そして大きく腫れ上がります。 重症の場合は、発熱、呼吸困難、嘔吐などが起こることもあります。 蜂の中でも最も攻撃力が強く、殺傷能力が大きいです。
スポンサーリンク
② アシナガバチ
ミツバチに刺された時よりも大きな痛みと赤く腫れます。
③ ミツバチ
刺された時は痛いですが、すぐに治まります。 ただ、患部には針が残っていますのですぐに抜き取りましょう。 若干、腫れはあるようです。 おおよそ、こんな比率でしょう。
スズメバチ>アシナガバチ>ミツバチ
ただ、スズメバチにもさまざま種類があり、そのなかでも「キイロスズメバチ」と「ホオジロスズメバチ」 は最も攻撃性が強いようです。 10メートル離れていても威嚇してきます。
蜂はなんで刺すの?
蜂だってやたらめったに人間に攻撃をしかけてきているわけではありません。
刺す理由は、「巣を守るため」だけです。
つまり、巣の近くにいる蜂だけです。 巣をいじってないのに刺された方も多いですが、巣に近づくだけでも、蜂にとっては攻撃される!と感じてしまいます。 巣がある枝を知らないうちに揺らしたり、声をだしたりして、それに蜂は反応してしまうのです。
なぜなら、攻撃力の強いスズメバチも攻撃を仕掛ける前には大あごをかみあわせて「カチカチ」という音をたて威嚇します。 そんな時に、大声をあげてばたばたと逃げ出せば、蜂もびっくりして攻撃します。 実際、エサを探して巣から離れている蜂は、エサ探しに夢中で人を刺してる暇なんかないのです。
まとめ
蜂=刺す という考えはありますし、刺された経験のある方は二度と刺されたくないし、怖い存在だとおもいますよね。
私もそうですが・・・
でも、蜂も好き好んで人間を威嚇し刺したいわけでもないのです。
共存している生物として、彼らも生きるために必死なわけで「巣」=「我が家」を守ることに必死なわけです。
蜂をみたら、 「ぎゃー」ではなく、(音に反応してしまいます) そーっとその場を離れてあげましょう。 子どもが刺されやすいのもそのせいです。 音や動きに反応しやすいので、静かにそーっと立ち去るのが賢明なようです
スポンサーリンク