１合目吉田口からの富士登山、家族で行ってみた。その教訓は？

■本文

世界文化遺産にもなった富士山。

今年は是非ご家族で１合目から登ってみてはどうですか？

大概の方は５合目から登られますが、是非、１合目からがおすすめ。

１合目からなんてきつい！と思われる方には、５合目まででもいいと思います。

あの富士山の大渋滞は５合目から続いています。

１合目から５合目まではすいてるし、自然と歴史の深い山あい。

私は初めての富士登山が１合目からでした。

富士登山を毎年行っている祖父に連れられての登山でした。

子どもを連れて行くし、私も登山なんて高尾山に登ったくらいでしたので、
不安だらけでしたが、とてもいい想い出になったので、皆さんと共有したいな、と思いました。

中学２年生と小学５年生と祖父とで行った富士登山。

少しでも参考にしていただけたら、と思います。

富士山に吉田口１合目から登った行程と教訓

①富士山駅到着　　　午前８時３７分

ここからタクシーに乗ります。(￥４０００～４５００ほど）

＊途中浅間神社で降ろしてもらい、お参りする。
杖を買う。
８時５５分～９時０５分

教訓①
ここからはトイレや水などが有料になるため、ここでトイレをすまし、水の補給などもすませておくとよい。

②馬返し着

９時２０分

③いよいよ富士の裾野からの登山開始！！！
９時３０分

④１合目到着

９時４５分

⑤２合目到着

１０時２０分

⑥３合目到着

１０時４５分

⑦４合目到着

１１時１０分

⑧５合目到着

１２時１５分

⑨６合目　星観荘

１２時２０分～１３時００
ここでお弁当を食べます。

星観荘は、富士山　富士吉田口　六合目標高２３２５mに位置する場所にある山小屋です。

近くには日蓮聖人が法華経を埋納した六角堂の常唱殿があります。

必見ですよ。

いよいよ富士スバルラインとの合流

⑩お昼を食べ終わり、スバルラインと合流します。

１３時３５分
「ひーー、すんごい行列！」

そうなんです。

大概のかたは、スバルラインの５合目からの登山なので、ここからは大渋滞です。

しかも木々もなくなり、なんだか一気に修行の様な気持ちになります。

⑪７合目　花小屋

１４時５０分

行く手にはいろいろな山小屋が見えてきます。

＊私たちが行ったのは８月７日ですが、このあたりから肌寒くなってきます。

⑫７合目　トモエ館

１５時１０分

このあたりで、次男に異変が！！！

気持ち悪いと言い出す。「えー、うそでしょう」

頭が痛いと言い出ししたとおもいきや、まさかの…嘔吐(+o+)

急遽予定を変更して、近くにあった山小屋トモエ館に宿泊する。

予定としては８合目の蓬莱館に宿泊予定だったが、祖父と長男のみを行かせて

私と次男は早々に就寝。

教訓②

酸素は多目に持って行き、具合が悪くなくても所々で吸入する。

ちなみに酸素は１本持って行きましたが、あまりの具合悪さに山小屋で購入。

３倍くらいの値段かも・・・

⑬　７合目　鳥井館
（ここからは祖父と長男の行程になります）

１６時０５分

⑭　８合目　東洋館

１６時２０分

⑮　８合目　太子館

１７時２０分

⑯　８合目　蓬莱館にて宿泊。

宿泊￥８５００～￥１００００くらい（曜日などで変わる）

１７時３０分～１８時３０分くらいをめどに到着。

教訓③

耳栓はもっていきましょう。

山小屋といっても、男女合わせての雑魚寝になります。

なかなか寝られません。疲れすぎていて高揚しているのもあるかと思います。

私の場合は近くに寝ていた人のいびきがひどく、ほとんど寝られませんでした。

好きな音楽を持って行ったり、そのあたりは工夫が必要です。

睡眠ゼロにより、その後ひどい目にあいました(ー_ー)!!

ここまでのまとめ

とにかく持ち物ですね。

①基本的な持ち物は省きますが、レインコートと靴はなるべくいいものを。

というのも、山の天気はわかりません。

怒涛の雨が降ったり、嵐にもなります。

丈夫で中まで濡れないものが必要です。

私は１００均のかっぱで、やぶけてびしょ濡れになりました。

その後寒くて、震えていました。

②酸素は２本は必要。家族で行く場合。

③睡眠対策のための耳栓、音楽機器など。

私にとっては音楽聴き

④コンロ

これは賛否両論ありそうですが、私みたいに子どもを連れて行く人はいいかもです。

山頂に近づくにつれ、寒くなるし物の値段は高くなります。

ちなみに５合目あたりはペットボトル２００円くらいですが、登るにつれマックス５００円でした。

大変な思いで運んでいるのだから致し方ないですけど。

カップラーメンは８００円。

でも、山頂でいただくカップラーメンの美味しさは８００円以上のものがありますね。

人生でトップ３に入るくらいのうまさ。

以上、宿泊までの報告でした。

山頂までの行程も次回お楽しみに。