大きいフケが大量発生で痒い!脂漏性湿疹の原因はかび?

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なんか頭がかゆいなあ、と思って鏡を見たら大きいフケが大量に発生している!

病院に行って薬をもらって治っても、またすぐに大量のフケが発生するので、

フケのことをいろいろ調べました。

フケに悩まされていた私の原因やフケのおさまるシャンプーなどをご紹介したいと思います。

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目次

大きいフケの大量発生で痒い!原因は?

 

突然フケが大量発生しました。

しかもひとつひとつが大きいのなんのって。

5mmくらいあるかな。

外なんて歩けないくらい、頭にパラパラとフケがのっているので

早速皮膚科に行ってきました。

 

頭皮に原因不明の湿疹や赤みがおこることを

頭皮湿疹と呼ぶそうです。

 

いろいろな原因が考えられ、皮膚科に行っても

 

「一概には言えないんだけど」

 

というような反応です。

 

アトピー性、肌に合わないシャンプー、ストレス、刺激物の多い食事、

などなど原因はさまざまとのこと。

 

その中でもフケには2種類あって

 

① 乾性フケ

 

② 脂性フケ

 

 

乾性フケはパサパサとしていて、脂性フケはベトベトしている感じです。

 

【フケ】と言ってもこの違いは根本の違いですので、まずはそこを見極めることが大切です。

 

乾性フケの原因は?

 

乾性フケはつまり頭皮が乾燥してしまっているのです。

最近の原因の多くは合わないシャンプーを使っているか、シャンプーのしすぎが原因となっているようです。

 

薬局などで市販されている安価なシャンプーの多くは、洗浄力の高い成分が入っていることが多いです。

 

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス硫酸Na
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ラウリル硫酸TEA

 

今お使いのシャンプーの成分にこのような硫酸系の成分は入っていませんか?

 

「高級アルコール系」と言われていて、洗浄力が強くしっかりと頭皮を洗いたい人にはいいのでしょうけど、

皮脂などもごっそりと取ってしまうので、乾燥させてしまいます。

 

いきつけの美容師さんに聞いたら、この成分は安価で泡立ちやすいので満足する人が多いとのことです。

頭皮にはよくないことはわかってても、泡立ちの少ない自然な成分のものは高いのに苦情がでやすいと話していました。

 

消費者が成分のことを知る必要がありますよね。

 

このような洗浄力の高い成分のシャンプーで毎日洗うと、乾燥肌の人などは特に頭皮はやられてしまうとのことでした。

 

このような成分が入っているシャンプーを使い続けて、パラパラとしたフケが出る方にはアミノ酸のシャンプーがおすすめです。

 

肌と同じ弱酸性で髪と同じタンパク質なので、髪にも頭皮にも優しいのです。

 

美容室のシャンプーってこのアミノ酸系のシャンプーがよく使われています。

というのもどのような方にもトラブルがでないようにしなければいけないので、

シャンプーは高くても成分のいいアミノ酸系のシャンプーを使うことが多いようです。

 

難点は泡立ちが少ないので、毎日あわあわで洗っていた人には物足りなく感じてしまうかもしれませんが、

実は頭皮にはアミノ酸系程度の洗浄力で十分とのことです。

 

 

私のシャンプーもしっかりとこのラウリル硫酸の文字が・・・

 

でも私のフケの場合は大きいフケでべたっとしているので、あきらかに「脂性フケ」ですね。

 

脂性フケの原因は?

 

脂性フケは皮脂の過剰な分泌によります。

実は脂性フケの原因も洗浄力の強すぎるシャンプーのし過ぎが原因のことも多いのです。

 

つまり乾性フケと同じ乾燥が原因なのですが、皮脂が乾燥しているため自己防衛のために不足した皮脂を補おうと過剰に皮脂を分泌させます。

 

また逆にシャンプーをしないで不潔にしてしまい、汚れなどのアカがたまってしまい、皮脂がたまり大量のフケとなるという単純に汚いだけという場合もあります。

 

昔、小学生の頃にシャンプー嫌いで頭が臭くて、フケがいつも肩についてる子がいたよなーなんて思い出します。

 

 

他には生活習慣なども大きく関係しているようです。

・食生活の乱れ

・運動不足

・ストレス

 

 

などで免疫力が低下し、代謝が悪くなることも原因のひとつになります。

 

生活習慣の乱れがフケの原因になるというのは納得できて、私の場合フケがでるのは飲み会の翌日とかでやすいんですよね。

 

私が皮膚科で言われたのが【脂漏性湿疹】です。

 

まずは炎症を起こしているので炎症をおさえるため、ステロイドを塗ります。

 

ちなみにこのようなものが処方されます。

 

皮膚科に行くと、デルモゾールDPというステロイドの塗り薬がでます。

正直、これですぐ治ります。

 

フケが落ち着いたら、カビ菌を抑えるニゾナールローションがでます。
私はステロイドで良くなるので、ニゾナールを塗るのを怠るとまた再発してしまうことが多かったです。

 

カビなので水虫と同じで(*´Д`)根絶するのに時間がかかるようなんですね。

 

【脂漏性湿疹】とは?

 

もともと誰の頭皮にも常在している

カビの一種【マラセチア菌】が増殖してしまう現象です。

 

何故増殖してしまうのかというと、

この菌は脂を餌にしているため、菌が増殖してしまうわけです。

また不規則な生活やストレスなどから免疫力が下がり、

頭皮の健康をおびやかしていることも考えられます。

 

 

突然おこる大量発生のふけは、さまざまな理由で頭皮の免疫力が低下し、

頭皮の菌のバランスが崩れマラセチア菌が増殖してしまう。

 

一度増殖してしまったものは、なかなか治りにくいようですね。

 

大きいフケの大量発生を私が治した方法

 

こんな現象に長年悩まされてきましたが、ここ1年くらいはとても

落ち着いています。

 

私が見直した3点は

 

① ドライヤー

いままでシャンプー後は反渇きか、夏場などはタオルドライですませて

いました。

 

これはよくないようです。

頭皮が蒸れて菌が繁殖する原因となります。

 

また熱風を長時間あてると、乾燥の原因にも

なりますので低温で乾かすようにしましょう。

 

② バスタオルの見直し

 

バスタオルの洗濯頻度とかよく言われていますが、

バスタオルは3日に一度くらいの洗濯頻度でした。

 

ある時テレビでバスタオルの菌についてやっていて、

1日使用したバスタオルの菌がどのくらいか出ていましたが

 

3日だと1700万個

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これは雑巾レベルだそうです。

 

…雑巾で身体を拭いていたわたし・・・。

バスタオルは毎日洗ったものを使うようにしました。

 

③ 食生活の見直し

 

アルコールの摂りすぎた翌日になりやすかったので、

そのあたりは注意するようにしました。

 

またタンパク質を豊富に含み、血中のコレステロール値を下げる

作用がある大豆などの豆類は皮膚にいいと聞いたのでなるべく

摂るように心がけました。

 

また皮膚科でも処方されるのですが、ビタミンBをとるようにするのも効果的ということです。

ビタミンBは皮脂の分布津を抑える働きがあるとのことですよ。

 

だからニキビなどにもビタミンBが効くとか言われるんですね。

 

大きいフケの大量発生で痒い!シャンプーの選び方

 

シャンプーは本当にたくさん試しました。

いいと言われるものは全て試しました。

 

数か月良かったのに、突然合わなくなる!ということ

がありました。

 

でもシャンプーの選び方で私が間違っていたのは、

あまり有効成分を気にしなかったということです。

 

【頭皮トラブルに有効な成分】

◎ 硝酸ミコナゾール

頭皮のカビの増殖を抑えます

◎ ピロクトンオラミン

殺菌、抗酸化作用

◎ ヒノキチオール

頭皮からカビを守る

◎ グリチルリチン酸ジカリウム

抗炎症、抗アレルギー作用

 

などがありますが、フケに効くからといって

試しても余計フケが出るものもありました。

これらの有効成分のあるものは中には症状が出ている

時は効きますが、症状がおさまったら普段使いには

強すぎてしまいます。

 

だからしばらくすると、フケが大量発生したりして、

シャンプー選びはまさに迷走してました。

 

いや本当にシャンプージプシーで、いいと言われるものはその都度買っていました。

 

その中でもどこの皮膚科に行ってもすすめられるのが、コラージュフルフルネクストです

コラージュフルフルにはカビ菌に有効なミコナゾールなどの成分が含まれています。

 

でもある時、いつもはさらさらタイプを買っていたのですが、

 

しっとりタイプにしたら、効果があってびっくりしました。

 

勘違いなのですが、

乾燥肌の人には、さらさら

脂性肌の人には、しっとり

かと思っていましたが、でした。

 

さらさらタイプのほうが合うようです。

 

ただ、コラージュフルフルを使うと髪の毛がなんとなくパサパサしてきしむ感じがするんですよね。

 

ミコナゾール硝酸塩*、ピロクトンオラミン*、トリメチルグリシン、プロピレングリコール、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルベタインヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ジステアリン酸グリコール、無水クエン酸、HEDTA・3Na、水

 

というのも成分表をみてみると、コラージュフルフルの有効成分であるミコナゾール硝酸塩とピロクトオナミンという成分は抗菌成分でフケには有効的成分なのですが、抗菌力がかなり強いのです。

 

 

洗浄成分は優しい成分が使われていますが、抗菌力の強い成分が髪質を痛めているようですね。

 

フケはひとまず落ち着くのですが、髪質が悪くなるのです。

 

またコラージュフルフルを使用していても、また何かのきっかけでフケが出たりすることもあります。

 

それは抗菌力が強いせいで頭皮にいい菌の常在菌も減らしている可能性があります。

 

つまり一度使ってしまうと頭皮の常在菌が少なくなっているため、何かのきっかけでまた菌が発生してしまうということのようです。

 

そうしたらまたステロイドぬって、抗菌剤をぬって…の繰り返しだったのですが、もっといいシャンプーに出逢いました。

【KADASON(カダソン)】という脂漏性湿疹用のシャンプーなんですが、99%天然由来成分ということで頭皮にも優しく、そしてしっかり抗菌成分、抗炎症成分、水溶性保湿剤など、脂漏性湿疹の方ようの有効成分がしっかり入っています。

 

カダソンの有効成分である

 

グリチルリチン酸2Kとサリチル酸

 

グリチルリチン酸2Kは「甘草」と呼ばれる漢方から抽出した成分です。

サリチル酸は消炎作用や殺菌作用がある成分です。

 

これらは美容やニキビ薬にも使われている成分ですが、フルフルに使われている成分よりは優しい成分

といえます。

 

ちなみに水溶保湿剤や抗炎症成分などはコラージュフルフルには入っていないんです。

 

カダソンのいいところは洗ってみるとびっくりなのが、髪がさらさらになるんです。

 

シロキクラゲエキス、レイシエキス、プロパンジオール、ポリクオタニウム-10、BG、ダイズ芽エキス、チャ葉エキス

 

などの保湿成分がたっぷり入っているおかげのようですね。

 

高級シャンプーを使ったように、柔らかい感じになります。

そして2か月使い続けていますがフケがでていません。

 

頭皮が健康になっているような感覚があります。

 

 

突然の大量のフケがいつ出るか、という恐怖にいつも怯えていましたが、カダソンを使い始めてから、そういったことが全くなくなりました。

そして頭皮にも髪にも優しいので、髪質もよくなりましたよ。

 

ちなみにカダソンは育毛効果のある成分も含まれているようですよ。

 

いままでのようにステロイドやシャンプーなどでその場しのぎと言った感じでしたが、結局髪や頭皮に優しいものは

健康的になり、フケなどもでなくなるというわけです。

 

コラージュフルフルは確かに使用するとすぐにフケが出なくなる方も多いようです。

 

 

コラージュフルフルを使っていても何かの拍子にまた大量のフケが出た!とか髪がパサパサになったという方も多いようですので、カダソンのようなシャンプーで頭皮や髪をいたわりつつフケを抑えるといったほうが長い目でみるといいと思います。

 

まとめ

 

大量のフケ発生はある日突然で、その後もなんの前触れもなく

おこります。

本当に外出できないくらいなので、悩みでした。

元々は食生活の乱れや飲酒などから発症したと思います。

日々の生活を見直し、自分に合うシャンプーを見つけられれば

落ち着いてきますよ。

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