華道池坊の生け方 生花新風体のお稽古 オクロレウカ
本日のお稽古は生花新風体のお稽古です。
ケイトウやワレモコウ、オミナエシ、ヒペりカム、オクロレウカ
の花材から3種選んで生けていきます。
簡単そうに見えて、引いていく生け方で
とても難しいものです。
ポイントなどをふまえて、お話ししていきます。
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目次
華道池坊、新風体とは?
新風体は3種類の花材を使用します。
・主
・用
・あしらい
この3つです。
意味合いとしては、
陰と陽のふたつの枝が基本となります。
印象の強いものを【主】とし、他を【用】とします。
この2つの対比、対応を【あしらい】で結ぶイメージです。
基本的な決まりはありません。
何センチなどの長さも決まっていません。
・ケイトウ
・ワレモコウ
・オミナエシ
・ヒペリカム
・オクロレウカ
ここから3種類選びます。
まずは・ケイトウ
・オクロレウカ
・ワレモコウ
を選びました。
華道池坊、新風体の生け方
3種類決めたら、それぞれの役割を決めます。
・主 ケイトウ
・用 オクロレウカ
決まりは、足元を1本にするということ。
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あとは自由です。
感覚的なことですが、
「風を感じるように生ける」ということを
よく言われます。
「俳句のように」とも。
自由花は足していく生け方ですが、
新風体は引いていく生け方ですね。
緊張感のある、好きな生け方です。
次に
・主 オミナエシ
・用 ヒペリカム
・あしらい オクロレウカ
で生けてみました。
動きをつけるのを忘れずに。
まとめ
新風体は好きな生け方です。
奥がとても深いと思います。
凛として緊張感があり、少ない材料でそれぞれの趣を
最大限だしている。
新風体は「明るさ」「鋭さ」「際立ち」を特色とします。
それを花材の取り合わせで効果的に表現することができます。
感覚的なことなので、何度か練習を重ねていくとできるように
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