華道池坊の生け方 自由花のお稽古
今日のお稽古は自由花です。
私の好きな分野ですね。
ひまわり・・・花言葉「私はあなただけをみつめる」「崇拝」
スターチス・・・「変わらぬ心」「永遠に変わらない」色によっても花言葉は変わるようですが、今回は紫色なので、「しとやか」だそうです。
ニューサイラン・・・「素直」
今回の花材は、なんだか純愛がテーマかしら?^^素敵です。
目次
華道、池坊自由花とは
池坊にはおおまかに3種類の生け方がございます。
今回は自由花
その名の通り、自由に生けていいというものです。
なんの決まりもなく、思いのままに生けてください、とのこと。
私は華道歴だけは長いので自由に生けられるのは楽しいですが、まだ習いたての方はそういうの戸惑う方も多いようですね。
つまり、センスです。
お花に対しての感覚があるか、ということがよくわかります。
でも大丈夫。
私も初めはセンスのセの字もありませんでした。
いまでもあるとは思えませんが、この花材にはこのお花器、などという感覚くらいまでは養われている気がします。
今回はひまわりが丸くかわいかったので、丸い模様のお花器を選択しましたよ。
華道、自由花を生ける時のポイントは?
初めにお花器と花材でおおまかなイメージを作ります。
やっていくうちに、変わっていくかもしれませんが大丈夫。
ポイントは、自由花でも「主」となるものを決めます。
メインですね。
一番目を引かせたいもの。
そして、本来ならば生けていく順番としては、メインのお花から生けたいところですが、ここが肝心。
まずは枠ぐみから。
葉っぱや木などで周りの形を作ってしまいます。
そこにメインとなるものを入れていきます。
最後は、足元と呼ばれる水面のところです。
ここも見落としがちですが、肝心要。
隙間を作らないよう、うめていきます。
ポイントは活き活きと見せられるようにうめていくというところでしょうか。
くしゅんとならないよう、葉なども立てていきいきと。
お稽古の時に長めのエプロンが重宝しますので、ご紹介します。
椅子に腰かけながらお花を生けることが多いですが、普通のエプロンだと
膝上が出てしまってちょうどそこの部分が汚れてしまうんですよね。
これが値段もお安いですし、とても重宝しましたのでシェアしますね。
まとめ
本日のお稽古で直されたところは、枠ぐみが初めは右よりに固まってしまっていたところです。
バランスも大切です。
それから真正面から見てばかりいますので、つい前に前にと形作ってしまいがちです。
後のほうにも気を遣い、
「奥行」おくゆきが大切です。
後がわにも葉などをふり、おくゆきをだすよう心掛けるということを言われました。
それと今回はお花器の黄色い丸の模様とひまわりを合わせたかったので、お花器のふちにひまわりをもってくると、よりお花器とひまわりのコントラストが際立つというようなことを言われました。
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