大学の入学式に親が行くのは過保護なの?行ってみて思うこと

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1a48c2c863725672d91068e144b3c804_m2015年の息子の大学の入学式に武道館まで行ってきました。

大学の入学式に親が行くのはおかしい、とか過保護などの意見があるようなので、実際どうだったか?

親がすることは何かあるのか?子どもが嫌がったら行かない方がいいの?

また父親が行くのはおかしい?などのお話しをします。

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目次

大学の入学式に親が行くのは過保護?

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2008年に東大の入学式で、「親は子離れするものだ」のような発言から【過保護論争】としてとりあげられたことがありました。この時入学者の人数の倍近くの保護者が出席したようです。

これをうけて、アンケートでは半数以上が【過保護】だと思うと答えたそうです。

 

意見はさまざまだと思いますが、実際のところ行ってみるとほとんどの学生は保護者と来ていたように見えました。

電車内でもほとんどが親子連れでしたし、終了してからも保護者が待っていて一緒に帰るという光景ばかりでした。

 

実際学生3人のうち2人の保護者が出席しているそうです。

 

私の意見でいうと、【子どもの晴れの舞台を見に行って何がいけないの?】という思いです。むしろ過保護などという意見があることが驚きました。

 

手続きなどは親が関与する必要はないと思いますが、子どもの門出を一緒に喜んで行くことが過保護というのは違うと思います。

高校の時の友達もほとんど一緒に行っていますし、地方の学校でも行っていましたよ。

過保護だからといって、行きたいのに我慢する必要は全くないと思います。

 

ちなみ過保護ってなんだろう?と調べてみると

過保護(かほご)とは、ある対象を過剰に保護することである。

過保護は、特にこどもの養育において、必要過多な保護、甘やかしを行う場面が多く、こども自身の自主性を尊重し過ぎ、まともな社会人として巣立つのに必要な躾けをせずに済ますことを指す。日本では、高度経済成長の後に、少産少子社会となっていった1970年(昭和45年)前後に使われ始めた用語である。

過保護は、こどもが不快感を示す事に過度に同情し避けさせたり、子供が望むことを好き放題させた結果、自信や自己愛が肥大し過ぎて他者を尊重しない身勝手な人間に育ち、イジメを行ったり欲望を抑えられない為に不良行為に手を染めるケースや独立して家庭を持っても妻子にモラルハラスメント、ドメスティックバイオレンスなどを行い、却って本人の為にならない結果となる事が多い。

子供にとって「心理的乳離れ」が必要なように親にとっても「子離れ」が必要である。しかし、日本の社会では「子供は大人になっても親の子」という風潮が強く、子供を1人の成人とみなせる親が少ないのが現状である。

 

ということである。

 

これが大学の入学式に行って、子どもの生長を一緒に喜ぶことは同じだと思いますか?

大学の入学式で親はなにする?

 

大学の入学式で親がすることは特にありません。本当にただ出席して式をみる、というだけです。

 

ですので行く必要はありません

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一つ役にたつことがあるとすれば、【写真を撮る】ということです。

 

お友達がいればお互いで撮りあうこともできますが、大学ではなかなか仲のいい友達と一緒になる可能性は少ないですよね。

全体で写真を撮ることもほとんどの大学ではないと思いますので(あるところもありますが)入学式の写真がないというのは淋しいことだと思います。

 

親が行って役にたつといったらこのくらいではないでしょうか。

 

大学の入学式で子どもが嫌がったら

男の子だとこういう話をよく聞きます。

 

【親と一緒に行きたくない】と言われるかもしれません。これも成長の過程ですので、受け止めてあげるといいと思います。

 

どうしても行きたいなら、学生と保護者は別の席なので一緒に行かなくてもこっそりと行くこともできます。

お友達でもやはり子どもに【来ないで!】と言われ、でも行きたいからこっそり行って式が終わった後にメールで「お母さん帰るね」とだけ送ったそうです。

 

そうするとすぐに「一緒に帰ろう」と返信がきたそうですよ。

 

いざ行ってみると、友達もいないし周りは親子ばかりだしと淋しくなったのかもしれませんね。もしくはほんの少しお母さんに同情したのか。どっちにしろ帰りは二人で写真撮ってご飯食べて帰ってきたようです。

 

はなまる先生で有名な高濱先生の話ですが、学生のころ合唱コンクールで優勝したときに、一番に観てもらいたかったのは【母親】だったそうです。

でも出かけに反抗期もあって、【絶対来ないで】と言って家をでたそうです。それでもこっそり観に来てくれていたことを知り、ものすごく嬉しかった、なんて話を聞いたことがあります。

 

男の子ってそういう生き物なのかもしれないですね。

 

大学の入学式に父親は来てもいい?

 

では父親はどうでしょうか?

小学校の入学式じゃあるまいし、両親揃って出席するっておかしいって思いますか?

 

確かに武道館での入学式は両親揃って参加はあまり見かけませんでしたね。

でも時々いましたよ。

 

でも気にしなくていいですよ。

 

子どもが嫌がったら一緒に行かなければいいのです。

待ち合わせでもしないかぎり、親と一緒になることはないですから。

 

こっそり見ることも可能です。

 

ただ1家庭につき1保護者と言われている学校もあります。

 

でも、それでも両親で来ている人いましたよ。

 

チケット制でしたが、さりげに一人はさりげなく会場に入っていく人たちを見ました。

 

学校側もいちいち止めたりしないですよ。

 

夫婦で帰りに成長した子どもの話しなんかしながら帰ってくるというのもいいものですね。

もうこんな機会ないんですから、後悔しないよう楽しんで来られるといいと思います。

 

子どもが一人暮らしすると急増する親の空の巣症候群とは?はこちら

 

<大学入学式でのスーツ失敗しない選び方とは?>



 

まとめ

入学式は行ってみて良かったです。これから先こういう「式」に行けるのは、卒業式と結婚式くらいでしょうか。

<武道館での入学式の様子はこちら>

ばたばたと子育てしてきて、大学まであっという間です。でも入学式に行くのは最後ですからね。(大学院まで行くかもしれませんが)

子どもの成長を感じて、祝ってあげてください。

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