カレーは一晩寝かせると危険!腐る時間は?保存方法の仕方は?
「一晩寝かせると、カレーは美味しくなるんですよね~」
なんていうのは、危険!かつ怖い話だって知ってました?
カレーはぐつぐつ煮込むし、スパイスもたっぷり入ってるしで
2,3日大丈夫でしょ、なんて思っていませんか?
一晩寝かせたカレーがどれだけ
菌が増殖しているのかお教えしましょう。
だからといって、その日にしか食べれないものというわけではありません。
しっかりと対策をすれば、翌日でも食べられますよ。
そんなお話しをしていきます。
目次
カレーは一晩寝かせると危険!なわけは?
悪さをするのは、「ウエルシュ菌」!
この「ウエルシュ菌」!土の中や動物(人間)の腸内にいるまあどこにでもいる菌です。
土の中にいるので、じゃがいもやにんじんたまねぎといった根菜類には確実にくっついている。
でも生のまま食べてもなんでもないのは、この菌は酸素のあるところでは増えないからです。
しかし!カレーのようなとろみのついた液体の料理は、酸素が抜けて「ウエルシュ菌」にとっては最適な環境になる。
つまり加熱しても死なないわけで、酸素がなくなった状態で12℃~50℃で増殖し始める。
しかもこの菌!
無味無臭!
つまり菌が増殖しているのがわからず食べてしまう。
さらに!
「ウエルシュ菌」は食べてすぐお腹が痛くなるわけじゃない。
朝食べたら、夕方くらいに痛くなる感じで、まさか今朝のカレーとは思わないわけです。
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夕方にお腹痛くなれば、お昼かな?とかおもいますよね?
じゃあ、
どのくらいから食中毒の量になるのでしょうか?
カレーは危険!カレーが腐る時間は?
この「ウエルシュ菌」!
およそ100分後には1000、200分後には100万、5時間後は
10億コにまで増えているんです!
状態にもよりますが、100万こくらいになると症状がでると言われています。
つまり200分くらい経つと危険ということですね。
小さい子や老人などの抵抗力の弱い人には、要注意ということです。
カレーは危険!カレーの保存方法
「ウエルシュ菌」の増殖の予防方法は3つ
① 低温保存(10℃以下)
② 前日調理はさける
③ 再加熱は100℃で15分以上
とにかく菌を増やさないこと。
作ったら、粗熱をとりすぐ密閉容器などに入れ、冷蔵します。
冷蔵保存の場合は
2,3日
冷凍の場合は
1か月程度
*じゃがいもやニンジンなどは、冷凍するとかすかすで美味しくないです。
取り除きましょう。
私はミキサーにかけて、野菜を崩してジプロックで冷凍していますよ。
カレーコロッケやグラタン、ドリアなどに活躍してくれます。
まとめ
カレーを作るとつい作りすぎてしまって、しかもお鍋も大きいのでそのままコンロに置いておく、というお宅が多いのではないでしょうか?
わが家もそうでした。
この菌はあまり強くないので、激しく痛むということもないのもいけないんです。
なんか、お腹が痛いなあ・・・と時間差でなるので、原因がカレーとは気が付かない。
つまり、繰り返してしまうんです。
でも、カレーをたべるたびお腹が痛くなるのもいやですよね?
抵抗力の弱まっているときは、もっとひどいわけだし。
【一晩寝かせたカレー】
の危険さを覚えていてくださいね。
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