満員電車がきつくてストレス!吐き気やめまいはパニック障害かも
初めて満員電車に乗った時、人はかなりのカルチャーショックを受けるのではないか。
満員電車にイライラで嫌だし、かなりのストレスになります。
でもそのストレスは知らないうちに溜まっていき、吐き気やめまい、震えや動機、息ができない
なんてことにまでなるパニック障害になってしまいます。
パニック障害を経験したことからどうやって解決していったかなどお話ししていきます。
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目次
満員電車がきつくてイライラする!
社会人になって東京の満員電車を初めて体験したとき、正気のさたではない!と思った。
電車のドアが開いても人が降りる気配がなく、パンパンに詰め込まれた車内に駅員さんが背中をギューギュー押している。
・・・うそだろ・・・
なになに?知っているようで知らなかったけど、自分が生きている世界でこんなに人を人として扱わない場がこんなに身近にあったとは。
いやいや、本当にカルチャーショック。
入れないって・・
と思うような人の壁の中に無理やり体を押し込めようとしている人たち。
きれいにカールしてお化粧ばっちりしているお姉さんも、疲れたサラリーマンも、臭そうなおじさんも女子高校生もみんないっしょくたに電車の中でプレスされている。
なんだか大人な世界。
これが社会ってやつか。
そして
新宿、渋谷・・・で吐き出されていく人たち。
カバンがちょっとぶつかっただけでも、前の女の人がぎっと睨み付けてくる。
後ろのおやじの息が臭い、臭すぎる。
あのー、カバンの角が私の足に突き刺さって痛いんですけどー(と心の声で叫ぶ)
スマホの画面をそれぞれ真剣に見つめているけど、見てない私は目のやり場に困る。
前も横もみんなスマホ、スマホ、スマホ。
いやいや、あなたの画面なんか覗き込んでないって!
じゃあ、とつり革でもみてるふりと思っても、今度は横の人が覗かれてる?と気にし始めた。
だからあなたにも興味ないって!
瞑想でもするか、と目を閉じる。
満員電車の車内に優しさはない。
とにかくみんな怒っているから。
何に?
この状況に。
そしてこの状況を引き起こしている周りの人たちに。
だからちょっと触れただけでも、ぎっとにらまれる。
小学校の教室に必ず書いてあった校内目標
「思いやりをもちましょう」
この状況ではだれもが置いてきている、あの教室に。
そしてこのカルチャーショックは徐々に日常になり、当たり前になり、当然になり、プレスされた車内で無感情になる。
でも満員電車のギューギューの中、たったひとつ空いてる席。
誰もが座りたいのに、タイミングを逃して誰もが座れなくなっている。
この気遣いの嵐が満員電車の中、ふと心地いい^^
満員電車のストレスからの病気
初めのカルチャーショックで何台も電車を見送っていた時から比べて、1か月もすれば自分から人間の壁に体を押し込んでいけるようになった。
上手に本を読むこともできるし、
「みんな思いやりをもとうよ!」
なんて学級委員長みたいなことを思うこともなくなった。
ただただ、日常、
になっているかと思っていた。
半年過ぎた頃、電車に乗っていたら急激な吐き気。
そして血の気が引いていくような感じ。
明らかに自分がおかしい。
次の駅で降りてホームのベンチで休んでいると、少し落ち着いたのでまた満員電車に乗り込むと気持ちが悪くなってきました。
そしてまた次のホームで休んで治ったので、また乗り込むと言った感じでした。
でも電車から降りて会社に行くと具合が悪くないんですよね。
治ってる。
なんだろう?と思いつつも、その症状が1か月に1回くらいの頻度でやってくるようになりました。
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でも少し休むとおさまるので自分でもわかってきて、やばいっと思うときは少し早めの電車に乗ったりして何度か電車を降りても大丈夫にしていました。
ただの疲れ?
気のせい?
そんな感じでやり過ごしていました。
でもいままでそれが1か月に1回程度だったのが、1週間に1回くらい起こるようになりました。
しかも冷や汗や動悸などもあり、もしかしたらものすごい難病かも?とか思いました。
でも少し休むとおさまる。
会社はイヤではなかったので、休みたくないというのもありました。
いま思うとこれ完全な
パニック障害でしたね。
でも病院にも行かず、ただの疲れがたまっている状態だと思い込んでいた私が取ったのは
早朝の電車に乗る
でした。
ただ単にまた発作がでたらすぐにホームで休めるようしたい思いから、ガラガラな電車に乗るようにしたんです。
疲れているせいだと思っていたので、満員電車は避けて座って通勤時間の間寝たり音楽を聴いたりと優雅に過ごしていました。
そして1時間半も早く着くので、会社の近くのカフェで毎朝モーニング食べて出社していました。
1時間半早く家を出るだけで、こんなに優雅に過ごせるならなんでもっと早くやっておかなかったんだろう
と思いました。
いつの間にか発作が出なくなっていたんです。
パニック障害になった同僚もいて会社を辞めてしまいましたが、その同僚は電車に乗ることができなくなったそうです。
発作を繰り返し、いつ発作がでるのか考えると怖くなったそうです。
確かに発作が出たら、と思うと恐怖感がありました。
でも私がそこまでにならなかったのは、
発作が出たら怖い!という恐怖心に気持ちをおくよりも、
発作が出たらどう対処しよう?→余裕をもって電車に乗ろう→今日は大丈夫だった
「今日は大丈夫だった」という成功体験の繰り返しでいつの間にか大丈夫になっていました。
あとは会社を休みたくないと言う気持ちも強かったんだと思います。
満員電車のストレスからのパニック障害とは?
1動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
2発汗
3身震い、またはふるえ
4息切れ感、または息苦しさ
5窒息感
6胸痛、または胸部不快感
7嘔気、または腹部の不快感
8めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
9現実感消失(現実でない感じ)、または離人症状(自分自身から離れている)
10コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖
11死ぬことに対する恐怖
12異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)
13冷感または熱感
そしてこれらの発作が出たら
「またこの発作がでるんじゃないか・・・」という再発の不安や心配からどんどん自分を苦しめてしまうようです。
だから体が拒否反応をおこして電車に乗れなくなってしまうんでしょうね。
私の場合は自分のことをパニック障害だと知らなかったことと、満員電車に乗らないような対処が早かったことで回復したのかなと思います。
気の持ちようと軽く考えてしまうと、症状がひどくなりうつ病などにも発展する恐れがあるようなので、早めの診察が必要ということです。
最後に
インドの人たちにパニック障害ってあるんだろうか?・・・
パニック障害云々以前に死の恐怖しか感じない・・・。
そしてこのくらいたくましく生きたいと思う。
 
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