【華道池坊のお稽古】ニュウサイランを使った自由花の生け方
本日はニュウサイランを使った自由花のお稽古です。
ニュウサイランはよく使われる花材で、千差万別、いろいろな生け方があります。
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目次
【華道池坊のお稽古】本日の自由花の花材
【花材】
ニュウサイラン
ひまわり
スプレーバラ
スターチス
ニュウサイランはよく使われる花材ですね。
自由花の時は、想像性豊かに裂いたり、曲げたりして形を作りましょう。
葉がしっかりしているので、形作りやすいですね。
【華道池坊のお稽古】自由花の生け方のポイント
ニュウサイランで大きく形作りたかったので、お花器がぼってりと
重い印象のものを選びました。
このお花器のように、底の高さがあるものは石を敷いてから
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まず、ニュウサイランで形作ります。
ポイントは
3本のニュウサイランを同じ幅に裂くのではなく、
それぞれ違う幅にすると、表情がでます。
白い線があるところと、緑のところにも注意して生けましょう。
粗密(そみつ)がポイントですね。
粗雑かつ、精密であること。バランスです。
左側が重くなりがちだってので、一番幅の広いニュウサイランを大きく
右にふりました。
これでひきしまりました。
ちなみにニュウサイランは全て「ホチキス」で留めてあります。
緑のシンを使用しています。
ひまわりはお花器のくちの近くに生けます。
黄色が目立ちます。
写真ではわかりづらいですが、スプレーバラのピンクをひまわりのそばに
ぽっと1輪生けます。
黄色が映えますね。
後にも奥行を出すため、スターチスとスプレーバラを生けました。
およそ1時間半あまりで完成。
【華道池坊のお稽古】お友達の作品
この方は2つの変形お花器を上手に使いました。
手前に小さく生けて、後方はひまわりを大きく生けました。
このお花器は池坊の特徴的なお花器ですね。
前の柄が三角で鋭いので、ニュウサイランを曲げなかったので、鋭い感じがでていますね。
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