江の浦測候所って大人の遊園地!小田原行くなら行くべき観光スポット

  PR

小田原にある江の浦測候所って?

まずは読み方は【えのうらそっこうじょ】です。

【こうのうらそっこうじょ】ではありません。

主人はカーナビに一生懸命【こうのうら】と入れていました(~_~;)

 

現代日本を代表する写真家でもあり建築家でもある杉本博司さんが構想10年、工事10年かけて作り上げたという建築美術施設です。

建築家志望の息子が行きたい!と言われてなんとなく行ってみたら、

 

まるで大人の遊園地や~~~(ひこまろ)

 

って感じで完全にはまってしまった。

 

建築?美術?博物館?

 

なんだかそういう堅苦しい感じではなく、建築物の中に身を置いてそこから見える海を眺めたり、光を感じたり、風を感じることができる空間。

説明書きもなくなにげなく置かれているものも、実はものすごい歴史上のものだったりといったものが点在していたりする。

 

また江の浦測候所に行くと感じられずにはいられない

【石】の存在

 

いたるところに【石】は存在していて、それらは普段何気なく身近にいる【石】ではなくあまりにも大きな存在感をもつ【石】を感じることだろうと思います。

重くずっしりとした歴史の流れを【石】の存在とともに感じることになると思います。

 

建築のこととかよくわからない私でも、なんだか面白くてワクワクする空間でした。

そしてやたら優しいというか温かいんですよね。

あと不思議と懐かしいというか。。。

 

空気の流れ、時の流れをゆったりと感じることができる場所でもありました。

小田原に行くならおすすめ観光スポットですよ。

スポンサーリンク

目次

江の浦測候所のアクセス方法

 

神奈川県小田原市江之浦362番地1
TEL: 0465-42-9170(代表)

 

JR根布川駅で下車

車で10分程度の場所です。

 

山の中と言った感じでくねくねした道路を進む感じになります。

駐車場はあり駐車料金はかかりません。

予約しておけば送迎バスに乗ることができますよ。

 

ちなみに中学生未満は入場することができません。

 

また完全予約制なので、当日ひょいっと訪れても入れてはくれません。

当日断られている方がいました。

 

2018年10月からは若干名当日券も販売されるそうです。

当日券は3500円

 

人数制限が設けられているので、ゆったりと観ることができました。

その辺りも計算されているんでしょうかね?

 

時間が決まっていて2時間なのですが遅刻しても入れてはくれますが、予約した時間帯の終了時間までとなります。

 

見学者はほとんどが大人の方で、何故か海外の方が多く観にきていました。

スタッフの方も英語を話せる方が多いようで、英語で説明していましたよ。

 

江の浦観測所の予約方法は?

インターネットで申し込みます。

インターネット申し込み

 

休館日火曜日・水曜日、年末年始および臨時休館日見学時間

 

2018年9月30日まで
1日3回:10時~12時、13時~15時、16時~18時(各回定員制)

2018年10月1日以降
1日2回:午前の部(10時~13時)、午後の部(13時30分~16時30分)
(各回定員制)

 

入館料
3,000円(税別)

 

 

江の浦測候所ってどんなところ?

 

建築家で有名な杉本博司氏が構想10年工事10年かけて作った建築美術です。

 

まず誰でも思うのが江の浦測候所の名前ですよね?

 

測候所って?

なんか市の施設みたいな?

とかって思いませんか?

 

パンフレットに書かれていたのを抜粋します。

 

悠久の昔、古代人が意識を持ってまずしたことは、天空のうちにある自身の場を確認する作業であった。

そしてそれがアートの起源でもあった。

新たなる命が再生される当時、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分。天空を測候することにもう一度

立ち戻ってみる、そこにこそかすかな未来へと通じる糸口が開いているように私は思う。

杉本博司

 

 

天空を測候することにもう一度立ち戻ってみる

 

ということなんですね。

ちなみに測候というのは「気象を観測すること。」のことです。

 

だからか、という感じ。

 

 

例えばこの建物の名前は

 

「夏至光遙拝100メートルギャラリー」

という名前がつけられています。

 

 

中に入っていくとこんな感じ。

 

バルコニー?に出られて見られる景色はこんな感じ

 

夏至の朝、海から登る太陽の光がこの空間を数分間に渡って駆け抜けるんだそうです。

ちなみにこの建物は海抜100メートル地点に100メートルギャラリーなんだそうです。

 

 

それはさておき、

 

まず時間になると門があいて待合室に通されて説明をうけます。

 

説明といっても建物のことなどを話してくれるわけではなく、フラッシュ撮影は禁止です、などのようなことをサラッと説明されるだけ。

多くは語らず自分で感じ取ってほしいということか。。。

 

 

ただの待合室かと思っていると、待合室にあるこの机はなんと樹齢1000年を超える屋久杉なんだとか。

 

 

待合室から見えるこの井戸枠も、本当にただ置かれているだけなんですが、

魯山人が買い求めたものだそうで、その後は小林秀雄の自宅の庭に置かれて

親しまれていたものだといいます。

 

 

こちらは停め石があるところまですすめます。

 

 

 

 

というか個人的に一番好きな場所はここ

 

 

 

 

暗い中を渡っていくとこの景色が見えます。

 

なんというか生と死を感じるというか、なんとも静寂な気分になります。

 

 

 

 

 

光舞台

 

この光舞台を円形劇場が取り囲んでいるんですが、客席からはガラスの舞台が水面に浮いているようにみえます。

 

上手く撮れなくてすいません。

 

 

 

パンフレットには説明が書いてありますが、まずは行ってそこの場所に身を置くと

 

光と風と時間の流れを感じられる場所だと思います。

 

とても洗練された建築だと思いますが、やけに懐かしさを感じてしまうのはところどころに置かれているものが

歴史上において本物だということでしょうか。

 

こんなのもぽつんと通りにおいてありました。

 

ほとんどの方がそのまま通り過ぎていましたが、織田信長の比叡山の焼き討ちの際に火中したものだそうで、

損傷した後もあります。

 

 

これも面白いなと写真を撮っていたら、後から桃山時代の珍しい鉄灯篭だということがわかりました。

とにかく古い歴史上のものが何の説明書きもなく、至る所に在るんです。

 

 

 

お茶室は利休の待庵を一分の狂いもなく再現させたものだという。

その名も「雨聴天」

うちょうてんというお茶室って素敵( *´艸`)

 

 

 

覗くと。。。

 

 

ん???

 

日々是口実?!

 

(・o・)

 

日々是好日

 

だよね?

 

。。

。。。

 

(;・∀・)

 

口実って。。。

 

まさか、やられたかも???

 

ちなみに杉本氏の直筆だそうです。

係りの方に

「お茶室って杉本氏のシャレですか?」(´▽`*)って聞いたら、

シャレとは解釈していないようで、杉本氏なりのやり方みたいな話しをされていました。

 

エッ!

 

 

竹ぼうき????だよね??

 

 

 

 

お茶室もよく見ると屋根がトタンやん!

 

いままで

 

光がーーー

時がーーー

空間がーーー

生と死。。。

 

とか偉そうなことを語って感じてたけど、このお茶室をみたら杉本氏がベロを出して笑っている姿を想像してしまった。

しゃれっ気たっぷりだな。

 

口実か(´▽`*)

 

あくまで私の個人的な感想ですが、でもさらに好きになりましたよ。

 

まだまだ載せていない写真たくさんありますが、実際に行っていろいろと感じてみてください。

とっても楽しめるまさに大人のアミューズメントパークだなと感じました。

 

四季を通じてまた別の顔を持ちそうなので、今度は寒い冬にでも行きたいなあ~。

スポンサーリンク

 

 

帰りに江の浦測候所から車で5分程度のところにある

 

無農薬のブルーベリー狩りができるところがありましたよ。

 

500円で時間無制限で食べ放題でした~。

とっても美味しいブルーベリーをお腹いっぱい食べてきました。

 

夏場の時期の時にはおすすめの場所ですよ。

 

 

小田原周辺スポット(楽天旅ノート)

スポンサーリンク

コメントを残す