中学受験で偏差値が足りないけど諦めたほうがいい?あがらない時どうする?

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志望校の偏差値が足りない!

模試の結果がかえってきて一喜一憂してしまうのは、よ~~くわかります(・o・)

 

A,B判定ならいいのですが、まさかのE判定だったりしたら、これってあきらめろ!ってことだよね、って

思ってしまいます。

 

実際偏差値が足りない時ってもう諦めた方がいいのか?

中学受験辞めてしまった方がいいのか?

経験者からの意見です。

ご参考いただけたらと思います。

目次

中学受験の偏差値って?

 

いまさらですけど偏差値についてのおさらいをしておきます。

偏差値というのは点数ではなくて、テストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるか?

数値化したものですね。

 

 

https://www.eikoh-seminar.com/

 

だから模試によって偏差値というのはずいぶん違ってくることがわかります。

 

よく中学受験でいうと、首都圏模試と四谷大塚の模試とでは偏差値10は違うと言われています。

 

四谷大塚の模試を受ける層というのは、大手塾でがっつり勉強をしている層が多く頭のいい子が受ける模試といったイメージです。

それに対して首都圏模試は公立中高一貫校のみ受ける子とか、地元の塾などに通っている層などが多く、比較的問題も簡単になっています。

 

いままで首都圏模試で偏差値70とっていた子でどこでもA判定だったのに、四谷大塚の模試を受けたらC判定になってしまったなんて話しは

普通のことです。

 

つまり偏差値で判定がでたからといって一喜一憂するのって、少し間違っているのです。

 

志望校別の模試の判定ならほぼ近いものが出てくるかと思います。

受験というのが受けた人数の中から順番にとって行くシステムですのでですので、一番正確なのは志望校別模試ということになりますね。

 

とはいっても、偏差値を気にするよりも気にした方がいいのは点数です。

分野別の点数がでていたら、どこの分野が弱いのか?などをみることが一番大切なことです。

 

中学受験で偏差値が足りないけど諦めた方がいいの?

よく模試の結果で一喜一憂してしまって、直前になって志望校を変更したなんて話しを聞きます。

○○くんはずっと△中学校志望だったのに、志望校を直前になって変更したらしい、なんて話しは本番直前になるとちらほらうわさがまわってきたりします。

 

でも志望校をさげたけどそれでも結果は×、なんてことも多いのも事実(これは本当)

 

一志望の学校は諦めないほうがいいです。

 

まず第一志望を下げることで、子どもはいきなりやる気を失います。

やる気というか大丈夫、という気持ちになってしまいます。

 

塾で教えていた経験からいってもほとんどの子どもが志望校を下げたことによって、ふっと肩の荷が下りた様な気持ちになるのか、表情が変わってしまうんですね。

 

闘いの場から降りた、みたいな。

直前のあのだれもが必死になっている中で1人終了したような余裕が出てしまいます。

 

それがどれだけ危険なことか。

 

偏差値2,3下げたところで実は全くかわらないのです。

そして受験前に下げたことから余裕を感じてしまうことによって、しくじってしまうというケースは多いです。

 

中学受験なんてたった1日のテストで判定されてしまうのです。

調査書を注視するところは別ですが、ほとんどはたったの1回のテストで合否がわかれます。

 

だから

 

「え?あの子がそんなところに合格したの?」

「え?あの子はなんでそんな学校にしたの?」

 

なんて会話が受験後の卒業式を前にした母たちの間で繰り広げられるわけです。

 

「中学受験合格者偏差値分布図」の画像検索結果

https://www.meimonkai.co.jp/

 

例えばずっとE判定だった子は確かに合格できる可能性は限りなく少ないです。

それでも中学受験なら行きたいと思う学校であれば受けてみる価値はあるとは思います。

 

というのも、中学受験というのは魔物で始めてしまうと特に親は

 

なにがなんでも私立中学校に!!

 

という気持ちになってしまいがちです。

 

終わってみるとなんであんなにもうどこでもいいから私立!と行った感情になるのか?

 

私立中学校なんて月謝は高いし交通費もかかるし、お弁当作らなくてはいけないのに、一度踏み入れた途端、もう地元の公立中に子どもを行かせるという感覚はなくなってしまうんですね。

 

あれはもうかけたきた金額や時間や精神的なものなどを天秤にかけてしまって、な~~んにもしていない層がのんびり地元の学校に行く子と一緒になってしまうのが辛いんですよね。

 

はっきり言って中学受験というのは親子の闘いです。

 

親も信じられないような高額な塾代を払って、いろいろ調べて塾弁作って、とにかく一家総出で突き進むわけです。

小学生の子どもは遊びたいのを我慢して学校が終わると、おにぎり片手に塾に直行です。

 

一方、受験しない公立組の子たちはのんびりと放課後遊んだり、習い事をしたりして過ごしているわけです。

 

まさかここまで頑張ってきたのに、何もしてこない公立組の子たちと同じ中学校に行くなんてもはや考えられないわけです。

 

しかも、受験することはクラスにも知れ渡っていることですのですので、子どもの立場としてもおめおめ公立中に行くというのもプライド的に耐えられないというのもあります。

 

でもね。

 

・なかなか成績が上がらない!

・なかなか偏差値が足りない!

 

だから志望校下げよう!ていうのは教育的に違うと思います。

 

だって、まだ小学生ですよ?

 

中学受験する層は全国にどのくらいいると思いますか?

 

私立中学校に通う層は全国でいうと3251670人中、238326人。(2018年)

 

つまり7.3%です。

 

首都圏では盛り上がっていますが全国規模でいったら、かなり稀有な存在といえますね。

 

まだ同世代で中学受験をしない層が9割以上いるのにもかかわらず、もうここで人生の負けを教える必要があるのか?ということです。

 

例えば開成中学校をずっと目指していたけど、危ないから広尾中学校にしようとした場合、子どもにとっては少なからず開成中の生徒にはかなわないという意識が芽生えるでしょう。

そして挑戦しなかった場合はいい方向に動くことはないと思います。

志望校を変えずに受けて落ちたとしたら、その負けはいい方向に動く可能性はあります。

 

開成中の子と同じ大学を目指す!

といった目標に変わることでしょう。

 

私が思うのは中学受験はひとつの挑戦できる場と考えた方がいいと思っています。

 

正直中受はお金がかかります。

 

ですからできる環境にいられるということに感謝して、子どもにひとつの挑戦させてあげられるチャンスを与えられたくらいの気持ちでいいのかなとは思います。

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そもそも何故中学受験を始めたのか?

・偏差値が上がらない

・偏差値が足りない

 

ということで焦ってくるのはよ~~くわかります(ーー゛)

 

でもそういう時こそ、なんで中学受験を始めたのか?ということを考えてみましょう。

なんで志望校をここの学校に決めたのか?

 

・校風がいいから?

・やりたい部活があるから?

・偏差値が高いから?

・文化祭に行ったら先輩が素敵だったから?

・親が卒業生だから?

 

さまざまな思いがあって決めたことだと思います。

 

・中学受験しようか?

・中学受験したい!

 

親からすすめたのかもしれないし、子どもがしたいと言ってきたのかもしれない。

 

まず中学受験に歩きはじめる時の気持ちを思い出してください。

 

どこでもいいからとにかく私立中学校に!といって始めた方は少ないと思います。

何かしらのキラキラした思いがあったはず。

 

もし不安に押しつぶされそうになったら、志望校の学校を見に行ってみるといいと思いますよ。

やっぱりここだよねって思うはずです。

 

あとね。

我が子が初めて笑ってくれたって時って、なんだかわからないけど泣けてしまって仕方ないってことなかったですか?

子育ての原点って本当はここだ!って思うわけです。

 

 

偏差値が足りない時はどうすればいい?

中学受験は学校によって問題の傾向が多くあります。

文章題の多いところや基礎問題の多いところなどなど。

 

つまりいくら判定が悪くても、本番試験で合格ラインまでいけばいいのです。

 

とにかく志望校の傾向をつかんで、徹底的に過去問を突き詰めることが一発逆転の秘訣です。

 

我が子も偏差値が足りなくても志望校に合格しましたが、直前に塾はお休みさせました。

そして家庭教師をお願いしたんです。

 

家庭教師の方に○○の学校の過去問対策してほしいと頼んで、とにかく徹底的にみてもらいました。

これがよかったのかな、と思っています。

 

過去問をみると本当に学校によって傾向が違います。

 

例えば開成中学と麻布中学では偏差値は似通っていますが、傾向が全く違いますね。

麻布中の問題が得意な子と開成中の問題の得意な子がいて、それは偏差値では計り知れないところです。

 

過去問の場合はただ子どもにやらせるだけではダメです。

 

やってみて点数しかみていませんから。

 

学校の傾向を分析して出やすい分野を徹底的につぶしていく、ということが一番の近道です。

 

ご存じのとおり過去問は6,7割正解すれば合格します(学校によって違いますが)

つまりテストの中には捨て問が含まれているわけです。

 

1割の生徒が解ければいいだろう、といった難問も含まれていたりするわけです。

はっきりいってそういった捨て問にとりかかる時間は無駄です。

 

できるところで点数をいくら取れるのかがポイントなので、捨てるべき問題なのか?やるべき問題なのか?

ということはプロにしっかりと任せることは大事です。

 

子どもに任せてしまうと、まじめな子は難解の捨て問に何時間もかけて理解しようとしてしまいます。

そういった時間は勿体ないです。

 

塾で頼めそうだったら頼んだほうがいいですが、塾の先生も超絶忙しい時期です。

その生徒に合わせて過去問分析してくれる先生は大手塾ほど少ないです。

 

類似問題などを「これやってきて」といった感じで終わることが多いですよね。

過去問対策はお金をかけてでも個別でお願いすることはとても大事だと思っています。

 

我が家は

家庭教師のノーバスというところの過去問対策のコースをお願いしました。

 

ノーバスはとにかく先生の質が高いことで知られている家庭教師です。

私自身も学生時代家庭教師はやったことありますが、ノーバスはきちんとマニュアルのあるしっかりとした

家庭教師センターですので安心してたのむことができます。

 

一度資料請求などして、体験も無料でできますよ。

ご参考まで。↓



中学受験を諦めた方がいい子っているの?

 

全ての教科が偏差値40以下だった場合は(首都圏模試)中学受験はあきらめたほうがいいかもしれません。

 

偏差値にこだわらなくていい、とはお話ししましたが、偏差値40以下の場合はとにかく基礎的なことがわかっていない状態です。

私立中学校の場合は中学受験を経てきた、という体で授業をすすめていきます。

 

偏差値40以下で例えどこか受かったとしても、そこの学校でおちこぼれてしまう可能性があります。

 

諦めるか?といった場合は偏差値40というのは基準になると思います。

 

というのも、中学受験には合う合わないというのが顕著です。

 

比較的ませている子の方が合いますし、精神年齢の低い子には中学受験は合わないことが多いです。

中受の場合女子の方が合っているといわれるのはそのせいです。

 

まだ成長過程にある小学生では、精神年齢はまちまちです。

 

中学受験の時に対応できなかった子が高校受験で開花するなんて話しは多いものです。

 

ずっと塾に通ってがんばってきたのに偏差値が40以下というのはタイミング的に合っていないのかもしれないですね。

 

そういう場合は子どもにとってもいくらやってもできない、わからないといったことが多く、なまけているわけではないのになまけているように思われてしまう。

そうなるとひたすら劣等感しか植え付けられなくなります。

子どもにとっては悲劇です。

 

受験は高校の時にすればいい、といった感じで寛容な気持ちになることが大事だと思います。

 

また中学受験の時には中々成績が上がらなかったのに、高校受験のタイミングだと受からないと思っていたような

学校に合格するなんてケースも多いです。

まとめ

成績があがらない!

偏差値が足りない!

 

とやきもきする気持ちはすごくわかります。

親子バトルもすることでしょう。

なかなか成績の上がらない子どもにイライラしてしまうかもしれません。

 

そんな時はとにかく五体満足で産まれてきてくれたら、とだけ願った時の赤ちゃんの時の頃を思い出してみてください。

 

中学受験なんて、その後の子どもの長い未来を考えると本当にちっぽけなことなんですけどね。

(終わってみて暫くしてようやく気付きました)

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