花材 ドウダンつつじ
トルコキキョウ
スカシユリ
スプレーカーネーション
と、先生のご自宅で取ってきてくれた「ブナの葉っぱ」です。
目次
華道池坊のお稽古 お花器は水盤
ドウダンつつじの葉が時節柄,
涼しそうですので
お花器は水盤を使って、涼しげに演出していきたいと思います。
水盤ですのでなるべく大きくせず、水盤に這うような流れで生けこみました。
一番難問だったのはスカシユリでした。
トルコキキョウとドウダンツツジとブナの葉で涼しげな流れができたのですが、
ユリを入れるとバランスが崩れてしまう気がしました。
よって、
色のついた一番大きなつぼみのところでカットして、
下の方に生けました。
ユリは大きく使って下さい、と言われたので
上に伸ばさないで、全面に突き出すような形にしました。
華道池坊のお稽古 気を付けること、添削
写真をとるのを忘れてしまった。
まず、全面に突き出したユリを指摘される。
【目刺し】といって、あまりよくないとのこと。
難問の「ユリ」は小さくカットしたつぼみと「対」の流れになるように
左右に生けましょう、とのこと。
あ~、そうすることで、意味合いがでてユリの存在が邪魔にならず、
彩りを添えてくれます。
カーネーションを大きく1本トルコキキョウと同じ長さにしたものがありましたが、
カーネーションはそういう使い方はしないほうがいい、とのこと。
カーネーションの色合いが濃くてきれいなので、全面に持ってくるほうがいいとのことでした。
他には、ドウダンツツジをあるだけ使用したため、もっさりした感じになってしまいましたが、何本か間引くことでより涼しさを演出することができました。
最初、トルコキキョウを段々に生けてみて流れにしようと思いましたが、
それは不自然で美しくないとのことでした。
確かに。
お友達の作品です。
トルコキキョウを大きく生けました。
感想
本日のお稽古は、「山合いに咲く花が涼しげに風に揺れている」というテーマ
で生けてみました。
水盤を選択したのが正解でした。
これからの夏の暑い日は自宅でも水盤に数本の草花を生けてみると、
涼しさを演出できると思います。
水盤はお稽古を習いたての方が初めに購入するようなお花器で
大抵ご自宅にあるんではないでしょうか。
ちなみに我が家は、登場しない時期の水盤は、キッチンの果物入れになっています^^