朝起きない子どもは起こさなくていい?病気か怠けかの見分け方!
子どもが朝起きない!もう起こさなくていい?
朝っぱらからいい加減にして!!!
もういっそ起こさなくてもいい?
いいえ、自分で起きてもらいましょう!
起きないのは怠けではなくて、もしかしたら病気かもしれませんよ。
起きられないのかも?
病気と診断された息子を治した方法もご紹介します。
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目次
朝起きない子どもは起こさなくていい?
「子どもが朝なかなか起きないのが、一番のストレス~~」
と話すお母さんは多いですよね。
こんな会話が出ると、「うちも、うちも!」とばかりに溜まっていた思いを吐き出すかのようにいきなり盛り上がるネタです。
「本当に朝からイライラするわ~」
でも起きなければ、起こさなければいいんじゃない?
という意見もあるわけです。
というのも、いままでいろいろ子育ての講演とか本とか読んでいると、大抵この【起こすか起こさないか】という問題にぶつかるんですよ。
いい子、自立した子を育てるためには
「子どもは起こしてはいけない!」
といわれるのがほとんど。
私が尊敬してやまない、はなまる塾の高濱先生もそんな話しをされていました。
先日も子どもの通う高校でZ会の講演があって、まず
「朝、お子さんは一人で起きてくるという方手をあげてください」
なんて言われ、半分くらいが手をあげたら
「さすが進学校ですね。頭がいい子は自分で起きられる子が多いんですよ」
なんて話しをされていました。
でもね・・・。
起こさなかったらお昼過ぎまで寝てるかもしれないし、それこそそっちのほうがストレス!
ギリギリまでほっておいても、刻一刻と登校時間が迫ってくると、こっちのストレスはピークに!!!
「いい加減!起きんかーーーー!ごら~~~」
眠そうにしていてもさっさと学校に行ってくれたほうが、どれだけすっきりすることか。
ちなみに我が家の本当に起きない君は、起こして部屋から1階に降りてきてもまだ寝てるくらいですからね。
もうそんな毎日がイヤ過ぎる・・・。
友達のところは「もう起こさない!」と高校生の息子に誓いをたてて、本当に起こさないようになったんだとか。
そんなお子さんはどうなったのか?気になりますよね。
8か月後に自分で起きられるようになったんですって。
8か月!!!
8か月も昼近くまで寝て学校にボサーッと行く子どもをよく見守った!とほめてあげたい。
体育祭でどうしても遅刻できない時があってその時から起きられるようになったそうですよ。
確かに遊びとかは自分でいつの間にか起きてたりするからなあ。
でもでも、8か月も昼近くまで寝ている子どもを見過ごすなんてできない!!
と、結局ガマンガマンしてもギリギリのところで
「いい加減!起きんかーーーー!ごら~~~」
ま・け・た・・・。
でもそんな困った困った起きない君でも、起こさなくても起きるようになったんです!
子どもが起きれない原因は?
我が家の場合、【起きれない】というよりも【頭が痛い】と本人が言っていたので
その時は【風邪?】くらいに思って、寝かせてから病院に連れて行ったら実は起きれないという病気だった!
しかもこの睡眠障害を見逃しておくと不登校とかになる可能性もあると言われました。
というところから、この問題に真摯に向かい合うようになったんです。
我が家の場合ですが
【生活の乱れ】
中学生の時の話しですがスマホを与えられたことや、中高一貫校なので高校受験もなく、小学校卒業とともに生活は乱れていきました。
夜遅くまで友達とラインで電話していたり、ゲームをしたり、私が12時ちかくに寝る頃でも、子どもの部屋からは明かりがもれていましたから。
「早く寝なさ~~い」と言って、「オッケー」なんて言っても実際何時に寝ているかなんてわからないです(・.・;)
また子どもの部屋をのぞいてみると、スナック菓子の袋が落ちていたりして夜中ゲームしながら食べたりしているんだな、と。
とにかく夜中でも胃は休むことなく動き、遅くまでスマホなどでゲームしていれば、誰でも朝起きるのは辛いわけです。
子どもの睡眠と発達医療センターという病院のセンター長の話によると、いまこういう子どもはとても増えているそうです。
なんと
10%もの子供がなっているようですよ。
でも気付けていなく体の成長とともに治っていくか、不登校やうつ病や引きこもりになってしまうケースもあるようです。
本来なら夜になると脳の中で眠りを促すホルモンが分泌して眠くなり、朝になると覚醒ホルモンが出て目覚めるわけですが、
生活の乱れによって睡眠のリズムが狂い、朝起きられなくなるといいます。
起きない子どもの起こし方は?
起こし方?って起こしてんじゃんって思いました?
でも親が起こすんではなくて、起きれるようにもっていけばいいのです。
まずは原因です。
ここの病院でもとにかく【生活のリズム】を正常に戻すこと。規則正しい生活にするということがとにかく大事だというわけです。
・朝強い光を浴びることによって、目覚めのホルモン(セロトニン)分泌を促す。
・規則正しい生活
・規則正しい食生活
そこで私が子供にしたこと。
・夜9時以降のスマホは禁止!
これは一番手ごわかったですが、病気と診断されてしまったので親の意地で9時になったら親に渡すこと。さもなければ解約。
という決まりを作りました。
正直我が家はスマホが一番の原因だったようで、スマホがなくなれば勉強するわけでもないので早く寝るようになっていきました。
・規則正しい食生活
元々偏食気味でしたのでサプリの力(朝が辛いお子様に【キリツテイン】) を借りました。それと毎日同じ時間に食べさせるようにしました。
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・朝は強い光を浴びる!
これも大きかったと思います。
朝の光を浴びると目覚めの物質のセロトニンが分泌されるということで、カーテンをあけてアサヒを浴びせるというのは、子どもの睡眠と発達医療センターでも行っていることでした。
でも子どもの部屋がちょうど朝日が強く入らない場所で、カーテンを開けたくらいでは「まぶしい!」という感覚にならなかったんです。
起立性調節障害の人がよく使っているという目覚まし時計を使いました。
初めは目覚ましにしては高い!と思いましたが、3か月使っても効果なかったら全額返金制度があるということで
ショップの方には申し訳ないけど、とりあえずのつもりで頼んでみました。
こんな感じに届きました。
この光時計というのはいろいろあって、安価なものもあるんですよね。
実は最初は光時計ならどれも同じかと思って、安い光時計を楽天で買っていたんですけど
ほとんど効果がなかった。
するとそれは光の強さ=ルクスの大きさが全然違うものだったんです。
というのも
人が目覚める2500ルクス以上の光がでないものばかりです。
人が目覚める2500ルクス以上なければ、全く意味がないので安物買いの銭失いになっただけでした。
アマゾンなどでも類似品として出ているものもありますが、全く別物です。
ちなみに2500ルクス以上ある光時計はインティフォーという光時計のみです。
よくテレビや雑誌などでも紹介されているものです。
マツコの知らない世界でも特集されていましたね。
あとあのメンタリストDaigoも使っているみたいですよ。
ユーチューブでもこの光時計が科学的根拠に基づいているのか説明されていました。
この光時計の直射日光にちかい光を朝浴びることは、朝しれっと起きられるということだけではなく、筋トレ能力や頭脳明晰にもなるということは
大学の研究でも数値として証明されているようです。
この目覚ましを買って良かったと思うのは朝だけじゃなくて、勉強中も眠くなったら机の上においてつけるんです!
ウトウトしてしまいがちな時につけると、体内の目覚めのセロトニンが増えるのかパッと目覚めるようです。
「まぶしい!」という感覚って目が覚めますからね。
またアプリを入れるとスマホからも操作できるので、子どもが中々起きないなという時などにスマホからスイッチオン!すると
パッと光ってくれるので起こしに行かなくてもいいというのも気に入っています。
こんな感じに操作できるようになっていますよ。
公式ページからだと3か月間の返金保証つきで、アマゾン楽天などよりも1000円安く購入できますよ。
返金保証のある公式詳細はこちら
買って良かったと心から思うのは
私がカーテン開けにいかなくても良かったから(*’▽’)←これ最高!
なんというか光時計を使うようになってから、自然と起きられるようになったようです。
朝ひかりをあびることによって体内でセロトニンが増えて、自然と起きられるといった感じのようです。
本当によかったのが今までは朝ってものすごく機嫌が悪かったんですよね。
顔合わせるのも嫌になるくらいの不機嫌さ。
それが光時計を使うようになってから、「起こされる」ではなく「目覚める」といった感じのようで、機嫌はよくはないですがイヤな感じではなくなったのがよかったです。
ちなみに私も追加で買って使ってますが、本当に目覚めがよくて気持ちよく起きられます。
そうそう!
光時計はセロトニンやメラトニンを増加させてくれますが、
このメラトニンの分泌って骨を強くする働きもあるそうですよ。
たけしの家庭の医学でやっていました。
骨粗しょう症対策などにもなる!といまいろいろと研究されているようです。
朝起きない子どもは病気なの?
朝起きないというのがまさか病気だとは、全く考えてもみなかったんです。
「起きない」なら怠けてると思っていつものようにたたき起こすんでしょうけど、この時は「頭が痛い」「ガンガンする」とかいうものだから、「風邪かあ」なんて思っていました。
そして小児科に行ったのが良かった。<風邪かと思ったら自律神経失調症だった話し>
正直熱もないし、咳や鼻水の症状もない。
風邪とするには安易だったけど、子どものことをよくわかっている小児科の先生のところに連れて行ったのが良かったです。
というのも友達の子も同じ症状で内科に行ったら、葛根湯をもらって帰ってきたと話していました。
一番初めに先生は子どもに聞いたのが
「たちくらみとかする?」の質問。
それに対して
「すごくします」
これで決まった!という感じでした。
あとは夜中とかゲームやってる?とか乗り物酔いはしやすい?とか・・
怠けか病気かの違いは
・たちくらみ
・めまい
・ふらつく
というのも起立性調節障害の場合、自律神経がうまく働かないので、血圧低下を起こしてしまいます。
本来ならば起きたときに下半身に血液が移動するのを自律神経が血圧を上げて血管を収縮させてバランスを保
ちますが、これができない。
だからふらついたり、たちくらみがしたりしてしまうのです。
自律神経がおかしくなっている証拠なんですね。
私たちが朝起きたくない時、いつまでも布団の中でぐずぐずしているのと違うわけです。←怠けです。
症状がひどくなれば薬などもあるようですが、まずは生活の見直しから始めてみられるといいと思います。
【不登校】や【うつ病】などもここからきていることの少なくないようなので、早めに対処してあげることが大切です。
子どもが起きない!のまとめ
朝起きなくて、本当にイライラする~~!と思った時、早めに子どもの生活を見直してあげてください。
朝たたき起こすイライラ起きないイライラの繰り返しでは、何も解決にはなっていません。
子どもが自分から朝起きてくれると、どんなに清々しいことか。
簡単なようで難しい。でも本当は基本的で当たり前のこと。
子どもがゲームばかりして悪い!と怒る前に、その原因となるものをまずは大人が排除してあげることが
大切なんだと思いました。
面白い方に行くのはこどもだから当然かもしれません。
辞められないもの当然です。
初めはバトルになりますが、子どものためと思って強く接してみてください。
朝自ら起きられるようになると、子どもの性格なども穏やかになってくるから不思議ですよ。
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