中学受験で夫婦の意見が合わない!喧嘩ばかりで離婚するって間違ってますか?
中学受験で夫婦の意見が合わない!!!
あーーー、わかります、わかります。
子どもとのバトルもそうだけど、中学受験を巡っての夫婦のバトルの方がたちが悪い!
中学受験において夫婦の力の入れ具合のバランスが崩れてくるとおこってしまうんですよね。
本当は子どものことを一番に考えたいのに、夫がゴチャゴチャいうからすぐケンカになるし、
おかげで家庭の空気が最悪なんです。
中学受験が終わったら離婚してしまうっていうご家庭もあるみたいですよ。
目次
中学受験で夫婦の意見が合わない!!
中学受験で夫婦ケンカが増えたと思う親は全体の34%という調査結果がでたそうです。
中学受験は夫婦そろって
「やらせよう!」
というところはあまり少ないので、どちらかが言い出して「まあいいんじゃない」って感じだと思います。
私の経験値からよくあるのが、母親がやる気満々で始めたものの、予想外の出費に父親がガタガタ騒ぐケースですね。
本当に中学受験できってもきりはなせないのがかなしいかな
「お金問題」
3年間で300万ちかくかかるなんて、よく知らない人にとっては目んたま飛び出ますからね。
しかも4年生とか始めたときはまだ年間50万もかからないくらいで、「まあ、まあ」って感じなのが
いつの間にか夏期講習で30万!とかおもうお金の感覚がなくなる勢いですから。
お友達のところはさすがに旦那にいくらかかっているのか、なんて言えなくて、親から内緒でお金を工面して
もらっていたそうです。
お小遣い月3万とかでやりくりしている旦那さまにとっては、1回の模試で5000円とかにもびっくりすること
でしょうね。
そして親が一生懸命になっているのにも関わらず、当の子どもはというと。。
・成績が上がらない
・やる気がなさそう
母親はなんとかして私立に入れたいけど、父親はそんな高額なお金かけて本人にやる気がないのに
無理やりどこかの私立に入れる必要なんてない!!!
って感じでバトル勃発!って感じですかね。
そうなると売り言葉に買い言葉。
言ってはいけない言葉までもとびかってしまったりして。。。
「お前の頭悪い遺伝子引き継いでんだから無理だよ」
「お前のせいだろ」
「やる気もない奴に無駄金かけても仕方ないんだよ」
「あなたがなにも協力してくれないから」
「〇〇ちゃんのところのご主人は。。」
「あなたのお母さんが、、、」
もしくは悪いテストの結果をみて、何も協力しない夫が
「こんな点数じゃダメじゃないか!いくらかけてると思ってんだよ」
なんて普段何も協力もしない夫がテストの結果だけみて、子どもに怒ったりでもしたら妻はキレますよ。
「なにもわかってないくせにーーー!」
泥沼状態。。。
せめて子ども成績があがっていればいいんでしょうけど、成績があがらない苛立ちもあってそれを八つ当たり
してしまうかのように夫婦バトル。
男性の場合は中学受験なんてわざわざお金のかかることしなくても、高校受験でいいんじゃないの、という意見。
女性は早くから我が子にはいい環境を与えてあげたい、高校受験では遅いという意見。
逆の場合もありますけどね。
父親の方が中学受験に一生懸命になって、母親はついていくだけみたいな。
少し前に恐ろしい事件がありましたね。
「名古屋教育虐待殺人事件」
これは父親が受験に熱心で子どもをカッターナイフで脅しながら勉強させていたというおぞましい事件です。
最終的には包丁で子どもの胸を刺して殺害してしまったわけです。
包丁で太ももを刺したり、髪の毛をごっそり刈り取ったりなどの虐待をしながら勉強させていたそうで、さすがの母親も子どもに一緒に家を出よう、と子どもに提案していたそうですね。
でも切なすぎるのがそんな仕打ちをうけながらも子どもは
「パパとママが一緒のほうがいいからイヤだ」
と自分が頑張ればいいと母親に話していたそうです。
と、狂気の沙汰ですけど法廷で一同を驚かせたのが、この父親の父親(つまり祖父)も同じようにナイフで脅して勉強させていたんだそうです。
この父親の家計は有名私立校の卒業生で、なんとかしてその学校に進学させるという思いでやってきたんだそうです。
つまり傷つけながらの勉強というのは、この父親にとっては普通のことだったんでしょうね。
と、ここまでくると夫婦の意見の違いとか言うレベルではないですけどね。
中学受験というのは子どもまでも殺しかねないくらい、わけわからないゾーンに入ってしまうこともある魔物だとはお思います。
この話し、普通はあり得ない!って思いますけど、経験者の方だと
「少しは理解できる」って思うはずです。。。
夫婦で意見が合わない原因は?
とにかく始める前にきちんと話し合わなかった、というのが一番大きな原因です。
・お金のこと
・子どもにかける時間のこと
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・夫婦でいろいろと我慢しなくてはいけないことが増えるということ
なんで受験させたいのか?
なんで私立がいいのか?
そのことをしっかりと話し合ってなく、ふんわりと何となくはじめてしまったら、現実はふんわりではじめるものではなかったと気づくってわけです。
また、受験に関しての関わりが父親と母親でバランスが大きく崩れてしまっている場合に起こります。
母親はママ友のは無しや塾の先生の話などをを聞いて、いかに中学受験が厳しいのかということを知っています。
子どものスケジュールをなんとか工面して、塾に行かせたりお弁当作ったり、塾の面談したりとなにかと大忙しです。
それに対して夫はわれ関せず、って感じでテストの成績の良し悪しでしかクトを開かない。
「あなたの子どもでしょ!」ってなるわけです。
また、子どもの成績があがらないからケンカしてしまうと思うんです。
子どもの成績がよければ、受験反対だった夫でも〇〇中に入れるかも?なんて聞けば、自慢の息子よろしく、多少お小遣いが減っても協力してくれるはずです。
成績が上がらない
↓
イライラする
↓
夫が協力してくれないからかも?
そんな誰かのせいにしたくなるのが世の常ですよね。
夫婦ケンカは子供にどう影響があるのか?
先の名古屋の教育虐待事件の話しにもありましたけど、父親にナイフつきさされてながらでも
パパとママが一緒がいい、とその状況を受け容れるのが小学生の子どもです。
父親と母親のケンカは見たくないですし、ましてやそれが自分が原因だったら亡くなってしまう対くらいの気持ちだと思います。
というよりも、NHKのクローズアップ現代でも特集が組まれていましたが、夫婦ケンカを見ると子どもの脳って萎縮してしまうんだそうです。
しかも、夫婦ケンカも身体的暴力の夫婦ケンカよりも言葉の暴力のほうが子どもの脳の萎縮率が高いんです。
身体的暴力をみてきた人の萎縮率は3.2%に対して言葉の暴力は19.8%と6倍も高いんです。
中学受験生の目の前で夫婦ケンカをするということって、わざわざ子どもの成績を下げているようなものなんですね。
・精神疾患
・暴力的になる
・自己肯定感の欠如
などは夫婦ケンカをみてきた子どもへの影響があるといわれています。
自分は生まれてこない方がよかった、と自己否定するようになると言われています。
遊びたい盛りに遊べず勉強を強いられているのにもかかわらず、家庭では親のケンカをみせられたのでは
成績もあがるどころではないですよね。
中学受験が原因で離婚する家庭も
実際に身近にありました(・.・;)
とてもプライドの高いお母さんで、受験にもとても熱心だったんですね。
噂ですが、子どもを叱る声が聞こえただの、テスト返却の後は大抵子どもがマンションの外にいて
家に入れてもらえないみたいだのと言われていました。(うわさですが)
まあ中学受験が原因かはどうかわかりませんが、お子さんが小学校卒業とともに
離婚されてましたね。
しかも子どもはとても優秀で御三家確実と言われていたのに、実際のところは落ち続けてしまって
志望校の偏差値20も下の学校に入学していました。
なんとなくあのお母さんのことを想像すると、相当子どもにも旦那さんにもあたっていたのでは?
と思ってしまいます。
中学受験は親が一生懸命になり過ぎると、家庭崩壊するくらいの威力をもちます。
どちらかが盲目になってしまうと、周りが見えなくなってしまって、まさに成績に一喜一憂。
成績が下がれば塾の個人指導を追加で入れたり、かかる費用ももうおかまいなしで家計が火の車でも
なんでもどうでもよくなってしまうんです。
そうなると抑えることができないので、離婚に至るってわけですね。
そもそもの目的は?
中学受験をする目的ってなんでしょうか?
なんだかんだいって子どもの幸せですよね。
いい環境で勉強してほしい。
勉強で少しでも楽してほしい。
高校受験がなく部活などに集中してほしい。
さまざまだと思いますが、なだかんだいって子どもの将来を見据えてのことだと思います。
我が子の幸せのために頑張ってきたことが、一番我が子悲しませるようなことになってしまうのは
残念ですよね。
夫婦の意見が合わない
夫婦ケンカが絶えない
など中学受験がきっかけで家庭の雰囲気が悪くなるくらいなら、中学受験はあきらめたほうがいいくらいだと思っています。
そんな中勉強しなくてはいけない子どものストレスは相当なものだと思います。
そしてそういう環境では決していい結果にはならないということ。
いまいちど、なんで中学受験を始めようと思ったのか?
考えてみませんか?
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